被災者「忘れられない」 阪神・淡路大震災時の『ダイエー』の行動が素晴らしい
公開: 更新:
1 2

夏に増える『エアコンの発火事故』 その予兆に「気を付ける」「我が家のやばいかも…」地域によっては40℃を超すこともある、日本の猛暑。夏を乗り切るには、エアコンが必要不可欠といえます。 今や、各家庭に1台はあるのが当たり前。ライフスタイルによっては、夏は常に稼働させている家もあるでしょう。 生活に欠かせ...

弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。
すぐに行動を起こし被災者に「いつもの値段」で物資を届ける
「国よりも速かった」と言われるほど、迅速に動いた中内社長は、自ら陣頭指揮を執り、食料や生活用品を空路や海路で、素早く被災地のダイエーに届けます。
「いつもの値段で」
そう言って、それまでと変わらない価格で、被災者に必要な物資を販売した中内社長の判断により、一部で見られた便乗値上げがなくなったとも言われています。
ほかにも、数多く語り継がれている中内氏の名言。
・店舗の明かりを24時間つけ続けることを命じて
「店の明かりをつければ、それだけで被災者たちは力が出る」
・客のために食料品などの物資をそろえる理由について
「スーパーはライフラインや」
また、あえて物資を無料で配布するのではなく、いつもの値段で販売したのは「タダにすると不要な者までもらいに来る。本当に必要としている人に届けるには、いつもの値段で売ることが大切」という信念に基づいた行動だったそうです。
こういった行動を称賛する声がTwitterに多く寄せられています。
社長が変わっても中内氏の志は受け継がれ、「2007年新潟県中越沖地震」「2011年東日本大震災」時のダイエーに感謝する声も寄せられていました。
非常時であっても、いつものように営業することで、多くの被災者を勇気づけた『ダイエー』。本当に素晴らしいエピソードですね。
[文/grape編集部]