被災者「忘れられない」 阪神・淡路大震災時の『ダイエー』の行動が素晴らしい
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ポツンと置かれた数枚の『紙袋』 その使い道に…「これは天才」「めちゃくちゃありがたい」新年が明けた同月上旬、東京都武蔵野市にあるショッピングモール『コピス吉祥寺』を訪れた、よしだけいすけ(@ruiji_31)。 施設内で見つけた『あるサービス』を発見し、Xに投稿すると、12万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの注目を集めました。
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すぐに行動を起こし被災者に「いつもの値段」で物資を届ける
「国よりも速かった」と言われるほど、迅速に動いた中内社長は、自ら陣頭指揮を執り、食料や生活用品を空路や海路で、素早く被災地のダイエーに届けます。
「いつもの値段で」
そう言って、それまでと変わらない価格で、被災者に必要な物資を販売した中内社長の判断により、一部で見られた便乗値上げがなくなったとも言われています。
ほかにも、数多く語り継がれている中内氏の名言。
・店舗の明かりを24時間つけ続けることを命じて
「店の明かりをつければ、それだけで被災者たちは力が出る」
・客のために食料品などの物資をそろえる理由について
「スーパーはライフラインや」
また、あえて物資を無料で配布するのではなく、いつもの値段で販売したのは「タダにすると不要な者までもらいに来る。本当に必要としている人に届けるには、いつもの値段で売ることが大切」という信念に基づいた行動だったそうです。
こういった行動を称賛する声がTwitterに多く寄せられています。
社長が変わっても中内氏の志は受け継がれ、「2007年新潟県中越沖地震」「2011年東日本大震災」時のダイエーに感謝する声も寄せられていました。
非常時であっても、いつものように営業することで、多くの被災者を勇気づけた『ダイエー』。本当に素晴らしいエピソードですね。
[文/grape編集部]