被災者「忘れられない」 阪神・淡路大震災時の『ダイエー』の行動が素晴らしい By - grape編集部 公開:2017-01-21 更新:2018-06-18 いい話ダイエー企業地震神対応阪神・淡路大震災震災 Share Post LINE はてな コメント すぐに行動を起こし被災者に「いつもの値段」で物資を届ける 「国よりも速かった」と言われるほど、迅速に動いた中内社長は、自ら陣頭指揮を執り、食料や生活用品を空路や海路で、素早く被災地のダイエーに届けます。 「いつもの値段で」 そう言って、それまでと変わらない価格で、被災者に必要な物資を販売した中内社長の判断により、一部で見られた便乗値上げがなくなったとも言われています。 ほかにも、数多く語り継がれている中内氏の名言。 ・店舗の明かりを24時間つけ続けることを命じて 「店の明かりをつければ、それだけで被災者たちは力が出る」 ・客のために食料品などの物資をそろえる理由について 「スーパーはライフラインや」 また、あえて物資を無料で配布するのではなく、いつもの値段で販売したのは「タダにすると不要な者までもらいに来る。本当に必要としている人に届けるには、いつもの値段で売ることが大切」という信念に基づいた行動だったそうです。 こういった行動を称賛する声がTwitterに多く寄せられています。 中内氏の行動が被災地の空気を一変させた。それだけで語り継ぐ価値があるほどの存在 塚口駅前のダイエーは17日から食料品売り場を営業した。今でも感謝している ダイエーの明かりにどれほど勇気づけられたことか… 社長が変わっても中内氏の志は受け継がれ、「2007年新潟県中越沖地震」「2011年東日本大震災」時のダイエーに感謝する声も寄せられていました。 非常時であっても、いつものように営業することで、多くの被災者を勇気づけた『ダイエー』。本当に素晴らしいエピソードですね。 [文/grape編集部] 1 2 Share Post LINE はてな コメント
すぐに行動を起こし被災者に「いつもの値段」で物資を届ける
「国よりも速かった」と言われるほど、迅速に動いた中内社長は、自ら陣頭指揮を執り、食料や生活用品を空路や海路で、素早く被災地のダイエーに届けます。
「いつもの値段で」
そう言って、それまでと変わらない価格で、被災者に必要な物資を販売した中内社長の判断により、一部で見られた便乗値上げがなくなったとも言われています。
ほかにも、数多く語り継がれている中内氏の名言。
・店舗の明かりを24時間つけ続けることを命じて
「店の明かりをつければ、それだけで被災者たちは力が出る」
・客のために食料品などの物資をそろえる理由について
「スーパーはライフラインや」
また、あえて物資を無料で配布するのではなく、いつもの値段で販売したのは「タダにすると不要な者までもらいに来る。本当に必要としている人に届けるには、いつもの値段で売ることが大切」という信念に基づいた行動だったそうです。
こういった行動を称賛する声がTwitterに多く寄せられています。
社長が変わっても中内氏の志は受け継がれ、「2007年新潟県中越沖地震」「2011年東日本大震災」時のダイエーに感謝する声も寄せられていました。
非常時であっても、いつものように営業することで、多くの被災者を勇気づけた『ダイエー』。本当に素晴らしいエピソードですね。
[文/grape編集部]