学費のためのバイト代から少しずつ…18歳学生が始めた「親切の連鎖」に感動!
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アメリカのスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」。
「利用していない人はいない」と言われるほど、多くのアメリカ人が日常的に利用しています。
18歳のクリストファー・ハドソンくんは、そんなウォルマートでアルバイトをするスタッフの1人。
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カレッジの学費を稼ぐため、夏の間は週5日間程度、働いているそうです。
学費を稼ぐだけではないハドソンくんの行い
衣服から、食料品や日用品まで、ありとあらゆるものを取りそろえるウォルマート。当然、文房具も扱っています。
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そして、アメリカの新学期である9月に合わせて、例年、特設の文房具コーナーなどを設けて販売促進を行っています。
しかし、中には文房具を必要としていても、それを購入することができない子どもたちがいます。金銭的な理由から、新しい文房具をそろえる余裕がないのです。
親御さんから、こう言って育てられたというハドソンくん。
「人には親切にするのよ。そうすれば、きっとあなたは大きな幸せと喜びを感じることができわ」
その言葉を実践すべく、ハドソンくんは自分が受け取ったアルバイト代の一部から文房具を購入し、文房具を購入できない子どもたちに寄附することにしたのです。
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ハドソンくんはこう語ります。
「人は誰もが幸せになる権利を持っています。そして、同じように誰もが教育を受ける価値があると信じています」
ハドソンくんの想いが連鎖し始める
ハドソンくんの「文房具を必要としているのに購入できない子どもたちに寄付する」という活動は、ウォルマートのほかのスタッフに影響を与え始めます。
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ストアマネジャーのマッコラムさん
「彼(ハドソンくん)の行いにインスパイアされてね。僕も毎月2、3ドル程度だけど、ちょこっと参加しているんだ」
ハドソンくんの活動を見て、自分も少しだけでも参加したいという「親切の連鎖」は、ウォルマートのスタッフの中で、少しずつ、着実に広がっているそうです。
「お客さんや子どもたちの笑顔が見たいからやっているだけさ」
そんなシンプルな想いから、この活動を始めたというハドソンくん。
自分や、自分の家族のために働くという動機は誰しもが持っているものですが、ハドソンくんのように「知らない誰かにも、ほんの少し親切にしたい」という気持ちは、意外に忘れてしまいがちなのかもしれません。
世界中に、こんな「小さな親切」を心掛ける人が増えて行けば、社会はもう少し幸せに満ちたものになるのかもしれませんね。