「ペットショップで販売できるのは、保護動物のみ」サンフランシスコが条例を可決
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約5000本の『花桃』が咲き誇り… 絶景に「現世とは思えない」2025年4月1日、フォトグラファーのAyuMi(@a_yumi0425)さんは、Xに『花桃』の絶景を収めた写真を投稿しました。「長野県には桃源郷があります」というコメントとともに、公開された1枚がこちらです。

『被害者のような顔』をする柴犬 理由に「そりゃ睨まれるわ」「笑った」こちらを『チラ見』する柴犬の、おもちくん。体には、飼い主さんがなで回したであろう手形がくっきりと付いていました。
ショーウィンドウに入れられ、高額な値段をつけられているペットショップの動物たち。
ここにいる彼らは、『販売』するために繁殖された子がほとんど。しかし、保護施設や保健所でも、たくさんの動物たちが新しい家族を待っています。
保健所に収容された動物には『命の期限』が迫っています。そんな状況の動物が数多く存在している一方、生体販売のために繁殖されている動物たちもいるのです。
「ペットショップで販売できるのは、保護された動物のみ」
カリフォルニア州のサンフランシスコは、劣悪なブリーダーによる非人道的な繁殖活動を根絶すべく、新たな条例を可決。
ペットショップでの保護犬、保護猫以外の販売を禁じました。
毎年6000匹以上の動物が保護されている、サンフランシスコ。劣悪なブリーダーを淘汰するだけではなく、保護動物たちが新しい家族を見つけることを目的としています。
この条例の可決によって、きっとサンフランシスコの動物愛護は良い方向に大きく変化を遂げることでしょう。
サンフランシスコ理事会の地区代表であるケイティー・タング氏は、この条例可決に向けて積極的にサポートした政治家のひとり。
動物保護団体『Animal Care & Control San Francisco』と会談し、サンフランシスコには多くの保護動物が新しい家族を求めていることを学んだと言います。
ロサンゼルスやサンディエゴ、シカゴ、フィラデルフィア、ボストンなどの都市も、動物保護に向けてこのような政策を行っているアメリカ。
日本でも社会問題として話題にあがっていますが、悲しいことに具体的な対処法は出ていません。
今この瞬間も、『命の期限』が最後の1日になってしまった動物はたくさんいることでしょう。彼らを助けるためにはどうすればいいのか、私たちも真剣に考えなくてはなりません。
[文・構成/grape編集部]