アメリカの根深い『人種差別』 母は、息子の何気ない一言にハッとした.
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アメリカのケンタッキー州に住むリディアさんには5歳の息子・ジャックスくんがいます。ある日、リディアさんはジャックスくんにこう言いました。
「あら、髪の毛が伸びてきたわね。
そろそろ切りましょうか。どんな髪型がいい?」
息子の希望通りにカットしようと思い、そう聞いたリディアさん。すると、こんな言葉が返ってきたのです。
「友人とソックリにして!」息子の言葉に母はハッとする
「ぼく、髪の毛をレディと一緒にして、先生をビックリさせたいんだ!
“あれ?どっちがジャックスで、どっちがレディか見分けがつかないぞ!”って」
『レディ』とは、ジャックスくんの大親友のこと。彼が笑顔で発した言葉を聞いて、リディアさんはハッとします。
写真を見てわかる通り、ジャックスくん(写真左)は白人、レディくん(右)は黒人です。でも、息子には『肌の色を気にする』という意識すらないのだと…。
息子の言葉に感動したリディアさんは、自身のFacebookにこの出来事を投稿しました。
「素晴らしい!」と感動のメッセージが集まる
リディアさんの投稿に対し、ジャックスくんの言葉に感動した多くの大人から「本当に素晴らしい!」という声が寄せられています。
その後、ジャックスくんは希望通りバリカンで髪を剃りました。
お揃いの髪形になって、2人は大興奮!笑顔で抱き合い、喜びを分かち合いました。
ジャックスくんにとっては、本当に何気ないひと言だったのでしょう。なぜなら、肌の色なんて全然気にしていないのですから。
彼は「差別しちゃいけない」という考えで言葉を発したわけではなく、『人種差別』という概念すら持っていなかったのです。
こんなにもソックリな2人なら、先生も「あれ?見分けがつかないぞ!」とビックリしてくれるに違いありません!
[文・構成/grape編集部]