毎日4時間歩いて通勤する青年 その理由に感動した警察官が支援を始める
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

撮影者「…お前今どんな心境なんよ」 湖で野鳥が?「夜勤で乾き切った心に効く」「…お前、今どんな心境なんよ」というひと言とともに、1枚の写真をXで公開したのは、土井一心太(@aganoya)さん。なんでも、新潟県阿賀野市に位置する瓢湖(ひょうこ)で、ある野鳥が独特なポーズで静止していたといいます。
アメリカのある警察官が1人の青年のために、職務を超えた優しさを見せて話題になっています。
カリフォルニア州にあるベニシア警察署の警察官カークさんは、夜間のパトロール中に若い男性が一人で歩いているのを見かけました。声をかけたところ、ジョーダンくんという19歳のその青年は、毎日片道2時間かけて仕事場と自宅を徒歩で通勤していると言うのです。
ジョーダンくんによると、持っていた車が故障してしまって修理するお金がないとのこと。また「誰かに送り迎えをしてもらうのも申し訳ないと思ったから歩くことにした」と話したそうです。
カークさんはその日、ジョーダンくんを自宅まで車で送りました。そして車内での会話でカークさんは、ジョーダンくんが大学の学費のために貯金をしていること、また将来は交通警察官を目指していることを知ります。
毎日往復4時間の距離を歩いて通勤するなんて、簡単なことではありません。でも誰かに頼ったら迷惑がかかる…そんな心の優しい青年の話を聞いて感銘を受けたカークさんと、伝え聞いたベニシア警察署の警察官たちはあることを思いつきました。
「ジョーダンくんに自転車を買ってあげよう!」
カークさんは地元の自転車ショップに相談。するとジョーダンくんのため、特別にチューンナップした新品の自転車とヘルメット、夜間用のヘッドランプなどを格安で提供してもらえました。
こうして警察官たちからサプライズで自転車をプレゼントされたジョーダンくんは、とってもうれしそう!これで彼の通勤時間はうんと短くなったそうです。
しかし、カークさんの親切はこれで終わりではありませんでした。交通警察官になるという彼の夢を叶えてあげるため、今度は寄付金サイトを立ち上げたのです。
サイトを立ち上げた当初はジョーダンくんの車の修理代のためにと5000ドルを目標にしていましたが、なんと2日以内にその金額に達してしまいました。そのためカークさんは彼の大学の学費も助けてあげたいと思い、目標金額を5万ドルに設定し直しました。
頑張る若者に夢を叶えてほしい。そう願う多くの人たちの好意によって集まったお金は2017年3月初めの時点で4万6000ドルと、ゴールまであとわずかのところまで来ています。
ジョーダンくんが将来立派な交通警察官になり、いつかカークさんと一緒に働く日がやってくるといいですね。
[文・構成/grape編集部]