2歳の女の子が肌の黒い人形を買ったら、店員が人種差別!娘が返した言葉は
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アメリカのサウスカロライナ州に住んでいるブランディ・ベナーさんには、2歳の娘・ソフィアちゃんがいます。
1か月間トイレトレーニングを頑張ったソフィアちゃんに、お母さんは人形を買ってあげることにしました。
肌が黒い人形を選んだ、白人の女の子。しかし…
お店に陳列されている人形の中からソフィアちゃんが選んだのは、肌と髪が黒い人形。
お医者さんごっこが大好きなソフィアちゃんは、聴診器をつけているこの人形を選んだのです。
2人でレジに向かうと、女性店員はこう言ったそうです。
「これから、お友達の誕生日パーティに行くの?」
お母さんは、首を傾げます。なぜそんなことを聞くのか…と。そして、この人形はトイレトレーニングのご褒美であると店員に伝えました。
すると彼女は、困惑した表情でソフィアちゃんにこう言ったのです。
「ねえ、この人形で本当にいいの?
この人形、全然あなたに似てないわよ。あなたに似合う人形は、もっと他にあるのに…」
店員が発した言葉の意図に気付き、お母さんは怒りで震えました。彼女が人種差別をしていると分かったからです。
しかし、そんな問いかけを受けてもソフィアちゃんは「うん、これがいいの!」と言い、笑顔でこう返したそうです。
「私も、このお人形もお医者さん。可愛い女の子っていうのも一緒でしょ?
それにね、この子の髪形と聴診器、とっても素敵なの!」
ソフィアちゃんの言葉を聞き、店員は「ええ、とても素敵ね」と言うと、それ以上は何も言いませんでした。
もしかすると、ソフィアちゃんの笑顔と言葉を受け、先ほどの発言を反省したのかもしれません。
世界中から61万以上の「いいね!」
お母さんは、この出来事を自身のFacebookに投稿。すると、世界中の人からコメントが寄せられ、61万以上の「いいね!」が集まりました。
お母さんは、こう述べました。
肌の色や髪の毛、目の色は、どの色も美しいと思います。
外見に異なる箇所があっても、それは『個性』にほかなりません。
人種差別は、いまだに世界中で根深い問題です。近い将来は、ソフィアちゃんのような考えが『当たり前』になることを願います。
[文・構成/grape編集部]