「絵本なのにそこまでやる?」綿密に描きこまれた江戸の町に驚く
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図書館で絵本を予約 届いたら『予想外のサイズ』で、この通り!幼い子供を育てる親にとって、読み聞かせ用の絵本を借りられる図書館は重宝する施設です。 2022年5月時点で2歳の息子さんを育てている、楡村(@haha_nirem)さんも図書館を利用。 息子さん向けの絵本を予約したのです...

『お姫さまになる絵本』を手に取った男の子 続く展開に「素晴らしい」「心に刺さった」絵本作家の、のはな はるか(@nohana_haluka)さんが描いた絵本『10かいだてのおひめさまのおしろ』。サイン会にやってきた男の子とのエピソードに心が温まります。
絵本といえば小さい子どもが楽しむための本ですが、大人も一緒になって楽しむことができる『江戸のまち』が発売されました。
江戸の風景が綿密に描かれる
『江戸のまち』は、江戸の風景が正確に描かれているのはもちろん、人間の表情やしぐさもしっかりと描かれ、眺めているだけでも楽しく、江戸の町を訪ねたような気分になれます。
案内役は、昔から東京にすみついていて、町の移り変わりを見てきたという設定の『妖怪小僧』というキャラクター。
その妖怪小僧や、ほかの『隠れキャラ』たちが、必ず場面のどこかに隠れているという仕掛けもあり『さがしもの』絵本としても楽しめます。
江戸の暮らしに造詣が深い、絵本作家の太田大輔さんの作品なので、江戸に関心のある大人の期待にも応えられる内容です。
品川宿と御殿山
火事と火消し
日本橋と魚河岸
両国の花火
ほかにも、長屋の正月、雪景色、浅草の芸人など、魅力的な江戸がしっかりと描きこまれています。子どものプレゼントにするのもいいですが、自分で読み込むのも楽しいかもしれませんよ。
江戸のまち
価格:1600円
発売日:2017年5月17日
[文・構成/grape編集部]