雨上がりの『あの匂い』には、名前があった! つぶやきたくなる可憐さ
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梅雨のシーズンは気分が沈みがちですが、その分、雨が上がった時の嬉しさは特別なもの。
水滴がいくつも浮かぶアジサイや、水たまりに映る青空を見ると、それだけで胸がときめいてしまいますよね。
雨上がり特有のときめきは、景色以外にもあります。
匂いもある! 雨上がり特有の『ときめき』
雨が降った後に出かけると、鼻をくすぐるあの匂い。
太陽をめいっぱい浴びた土や草に近い、もわっとしたあの香りを「雨の匂い」と呼び、好きな人も多いのではないでしょうか。
あの匂いには、ちゃんと『名前』があるんです!
知っていますか? 『雨の匂い』の正式名称
ペトリコール(英: Petrichor)
雨が降った時に、地面から上がってくる匂いを指す言葉。ギリシャ語で石のエッセンスを意味する。
何だかとっても綺麗な語感に、思わず口にしてみたくなります。ギリシャ語で『石のエッセンス』というのも、なかなか神秘的です。
次にあの匂いと出会えたら、「ペトリコールの匂いがする」だなんてつぶやいてみたくなりますね。
いつもはちょっと煩わしく感じてしまいがちな雨も、なくては困る大切な存在。
『ペトリコール』を含め、雨上がりにしかないときめきに気付けたら、いつもより梅雨がもっと楽しいものになるかもしれませんよ。
[文・構成/grape編集部]