性犯罪の被害者を救う『#8103』 警視庁が取り組みを開始
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行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

行政「絶対に食べないで」 5月から増える注意喚起に「知らなかった」「家族に伝える!」毎年5月頃から被害が増加。行政や自治体が注意を呼び掛けています。
「周りに知られたくない」「早く忘れてしまいたい」そんな思いから、泣き寝入りしてしまう人が多いといわれている性犯罪の被害者。
法務省の発表によると、2015年度の強姦の認知件数は1167件。しかし、実際の被害者数はもっと多いと予想されます。
そうした問題を受け、警視庁は、各都道府県警の性犯罪被害相談電話につながる全国共通の短縮ダイヤル『#8103』の運用を開始しました。
もともと、都道府県ごとに設けられていた性犯罪被害者の相談窓口に、共通の短縮ダイヤルを開設することで、より被害者が相談しやすい環境になると期待されます。
また、地域によっては、性犯罪の被害者を対象に、性感染などの検査費用および人工妊娠中絶費用などの医療費の支援が受けられる場合もあります。
警視庁が2006年から開始しているこの支援は、全国でも行われるよう、取り組みが進められているとのこと。
身体的だけでなく、精神的な苦痛も大きい性犯罪の被害。いまなお苦しみ続けている人たちが、1人でも多く救われるよう、こうした取り組みは広まっていってほしいものです。
[文・構成/grape編集部]