大きな感動を呼んでいる1枚の結婚写真 その背景にある物語に涙があふれる
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「風刺が利いていて、ナイスな工作」 自由研究の内容に45万『いいね』夏休みの宿題の定番といえる、自由研究。文字通り、各々が興味のあるテーマについて『自由に』探求できる、よいきっかけといえるでしょう。さまざまなアイディア工作をXに投稿している@TaT12364250さんも、自身の『自由研究』を発表。作品には45万件以上の『いいね』が寄せられています。
アメリカのテキサス州に暮らす、シェリーさんとクリスさん。2人は2017年9月2日に挙げる結婚式のため、6か月前から着々と準備を進めていました。
式を挙げる教会も決まり、レセプション会場やウエディングケーキなどすべての準備が整い、後は当日を待つばかり。そんな時、予期せぬ悲劇が起こります。
2人が住む町が、ハリケーン『ハービー』の上陸による洪水の被害に遭ってしまったのです。
挙式するはずだった教会の中は数フィートも浸水。式を執り行うはずだった牧師のホルヘさんの家も、全壊してしまいました。
結婚式の直前にすべてがなくなってしまい…
笑顔で迎えるはずだった結婚式を数日後に控えながら、すべての計画が台無しになってしまったシェリーさんとクリスさん。このような状況下では、結婚式は延期せざるを得ないでしょう。
しかし2人の決断は違いました。
ハリケーン『ハービー』の爪痕が残る町で撮影された、ウェディング写真。
この特別な1枚の写真には、シェリーさんとクリスさんだけではなく、家を失いながら2人の幸せを願うホルヘ牧師。さらに、全力を尽くしたイヴリンさんやカメラマンの人たちなど、突然起きた悲劇に立ち向かおうとする人たち全員の力強い思いが込められているような気がします。
ハリケーンの被害に遭った地域の復興はまだまだこれからです。シェリーさんとクリスさん、そして被災したすべての人たちの生活が1日も早く元通りになりますように。
[文・構成/grape編集部]