ある軍隊を撮った『1枚の写真』 そこに表われた『世界のあり方』が、胸に突き刺さる
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出典:Israel Parra

飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「風刺が利いていて、ナイスな工作」 自由研究の内容に45万『いいね』夏休みの宿題の定番といえる、自由研究。文字通り、各々が興味のあるテーマについて『自由に』探求できる、よいきっかけといえるでしょう。さまざまなアイディア工作をXに投稿している@TaT12364250さんも、自身の『自由研究』を発表。作品には45万件以上の『いいね』が寄せられています。
- 出典
- Israel Parra
Facebookに投稿された、1枚の写真。
軍隊の青年たちが重なるように眠る様子に、10万以上の「いいね!」が集まったのにはある理由がありました。
流れる血は、みんな同じ
写真を投稿したのは、元アメリカ陸軍の歩兵であるイスラエル・パラさん。
パラさんは、イラクに出兵した際に「メキシコ人と黒人がずっと嫌いだった」という1人の青年と出会いました。
『人種差別主義者』だった青年は、メキシコ系アメリカ人のパラさんと共に過ごすうちに、考えを改め、次のようなことを口にしました。
「メキシコ人にこんなことをいう日が来るとは思わなかった」と言葉を続けた青年に、パラさんはこう返事をしたといいます。
パラさんの言葉に、青年は「君のためなら血を流すことだっていとわない」と答えました。
パラさんは青年との会話をふまえ、Facebookで自身の考えをつづります。
パラさんの力強い発言は世界中に拡散され、大勢の心を打ちました。
世界中にいまだ根強く残る『人種差別問題』。複雑な要因が絡み合い、簡単に断ち切るのは難しいでしょう。
パラさんの投稿は、改めてその問題を考えるきっかけとなりました。
[文・構成/grape編集部]