自閉症の高校生からの手紙 声優の林原めぐみさんの返事が、凄い
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病名や診断の意味
林原さんは、『ガムボール』さんの痛みに共感します。
自閉症だと診断されたことで、「未来が閉ざされてしまった」「怖い宣告をされた」というように感じたことでしょう。急には受け止めきれない場合もあります。そんな『ガムボール』さんに、うなずくかのように語りかけました。
そして、次のように続けます。
林原さんは、診断を受け、病名が付くことで『未来』につながるということを示すために、カゼや痛風など、さまざまな例を挙げて説明しました。
診断を受けて病名が付くことはショックですが、次にまとめた通り、利点はたくさんあるのです。
・自分の状態を認識することで、初めて対処できるようになる。
・正体不明だったものに病名が付くことで、不安がやわらぐ。
・診断を受け、病名が付くことで、適切な対処方法が分かる。
林原さんは、がんの治療の例も挙げています。
がんは、もしかしたら一生付き合っていかないといけないかもしれない病気。がんによって、手術をするのか、放射線治療をするのか、それとも抗がん剤を投与するのか変わってきます。
しかし、どれも生きるためにすることであり、「どう生きていくのか」にもつながっていくことだと林原さんは語ります。
例えを通して、林原さんは『ガムボール』さんに、『ある希望』があることを気付かせます。
何かが人と同じようにできなくて、自分を責めることも多い自閉症の人たち。林原さんは『ガムボール』さんに、まずは、そんな過去の自分を許してあげるようにといいます。
みんなが進んでいく道
林原さんは、自閉症の人たちの特長を生かせる進路があることも示します。
正看護婦免許を取得している林原さんは、看護学生の時に小児の自閉症の子と関わり、大人顔負けのジグソーパズルを完成させるという、素晴らしい集中力を目にしていました。
才能を生かし、自分の進むべき道を模索するのは、みんな変わらないことを林原さんは指摘しました。
最後に、次のような言葉を『ガムボール』さんに贈っています。
※写真はイメージ
林原さんの返事を読んだ感想
林原さんのブログを読んだ人たちから、たくさんのコメントが寄せられています。
・読んで感動しました。
・これは…凄い。病気の人もそうでない人も、一度は読むべきものだと思う。
・林原さんのこと、よく知らなかったんですが、これ読んで心底すごいなぁ、言葉の選びかたが人の心に寄り添っていて素敵だなぁと思いました。
『ガムボール』さんの心に寄り添い、真剣に返事を書いた林原さん。『ガムボール』さんだけでなく、多くの人に林原さんの言葉が届き、希望となったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]