「友だちや恋人の奴隷になるな」 辻仁成の、息子への言葉が心に響く
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※写真はイメージ

値引きシールが貼られた海鮮丼、よく見ると? 「これは欲しい」北海道在住の咲来(@sakkurusan)さんは、千歳市にある道の駅『サーモンパーク千歳』で撮影した写真をXに投稿。北海道らしい光景に、うらやむ声が相次ぎました!

たけのこ掘りの際カゴを置き去りに、1日後…「さすがに二度見した」「1日でこれかぁ」「昨日は確かに何もなかったはずなのですが、竹林に忘れ物をすると時々こういったことが起こります…」という不穏な言葉をXに残し、当時の『現場』を公開したのは、@natuzundaさんです。竹林でのエピソードには、なんと12万件以上の『いいね』が寄せられています。
作家や、ミュージシャンなど、マルチに活動している辻仁成(@TsujiHitonari)さん。
2017年11月現在、息子さんと2人暮らしのシングルファーザーです。辻さんのTwitterアカウントは、思春期で悩むことが多い息子さんへの、愛情あふれるアドバイスが並んでいます。
ご紹介するのは、息子さんへの人間関係についてのアドバイス。
息子よ。友情でも恋愛でも、奴隷になっちゃいけんよ。
そんな言葉で始まる、息子さんへのメッセージは…。
支配者体質の人からは即座に離れるんだ。
相手の顔色をうかがいながらでないと一緒にいられない人は、友だちや恋人にしてはいけない。互いをリスペクトしあえる人が本当の仲間。
愛も友情も、上下関係はいらない。いるのは信頼関係だけだ。
辻さんは「一緒にいて自分らしくいられるような相手が大切な人だ」と続けます。
子どもの人間関係は、大人が考えるより複雑なものです。時には、一緒にいてつらい『友だち』と過ごしていることもあるかもしれません。
「もし、息子がそんな状況に置かれているなら」と考え、贈ったアドバイスに、共感のコメントが集まっています。
・辻さんのいうことはその通りだと思います。自分らしさをなくしてしまうようなら、その人と一緒にいるべきじゃない。そこに友情や愛情はないから。
・上下関係はいらないですね。年が離れていても互いにリスペクトできて、一緒にいて楽しい人はいます。
・支配者体質の人はいます。そういう人は、支配できそうな人を見つけるのがうまいので、気を付けなければいけませんね。
・人間関係で悩んでいましたが、離れる勇気も必要ですね。大切なことをいってくれてありがとうございます。
辻さんが心から息子さんを思って贈ったアドバイスは、大人である私たちの心にも響きますね。いま自分を取り巻いている人間関係を、見つめ直すきっかけになるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]