元コマツ社長・安崎暁氏の感謝の会広告 「残された時間をQuality of Life優先に」と話題
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※写真はイメージ

母からもらった『チョコパイ』の箱底に隠されたメッセージに涙があふれた母親からもらった『チョコパイ』を食べていたら涙が…。「すべて手書き」だという、『チョコパイ』に添えられたメッセージについて、ロッテ広報部に話を伺いました。

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- 出典
- 日本経済新聞






私がまだ元気なうちに皆様方に感謝の気持ちをお伝えしたく、感謝の会を開催することにいたしました。
建設・鉱山機械のメーカー『コマツ』の安崎暁元社長が、2017年11月20日付の日本経済新聞の朝刊に出した広告が、ネット上で話題を呼んでいます。
広告には、安崎元社長が胆嚢(たんのう)がんに侵されていること、また、胆道(たんどう)・肝臓・肺にも転移しているため、手術は不能であると記されていました。
こちらは、新聞に掲載された安崎元社長のメッセージです。
『Quality of Life』とは、『人生の質』や『自分らしい生活』を尊重する考えかたのようなもの。
医療の現場では「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」とも呼ばれ、治療の効果だけでなく、患者本人が日々をどのように過ごしたいかを重視する考えかたです。延命よりも、残された時間を自分らしく生きることを選んだ安崎元社長の判断は、この考えかたに基づくものといえるでしょう。
人生の最期を前にした時、安崎元社長が優先したことは、自分の人生に関わってくれた人たちへの感謝だったということなのでしょう。
入社から退任まで40余年にわたるキャリアの中で、公私ともに支えてくれた人々への感謝を、自らが「まだ元気なうちに」直接伝えようとした点に、多くの人が心を動かされたようです。
安崎元社長の人柄を感じる新聞広告は多くの人の目に触れ、大きな反響を呼んでいます。
・真っ先に人に感謝できる人でありたい。
・立派な経営者だったのでしょうね。
・素敵な人柄というのが伝わってきました…。
・死を間近に感じた時、その恐怖を払拭して人への感謝の気持ちを持てることがすごい。
日本の高度経済成長期を支え、グローバル競争をくぐりぬけ、いまや世界トップクラスのシェアを誇るコマツ。安崎元社長は、コマツの大切な時期を支えてきた1人といっても過言ではありません。
寄せられたコメントの中には、安崎元社長の功績を讃えるものもあったほか、「感謝の思いを忘れなかったからこそ、いまの繁栄につながったのでは」といった声も。
「こうありたい」「素敵な生きかた」といった言葉も多く寄せられており、広告の文面が、年齢や立場を問わず多くの人の共感を呼んだことがうかがえます。
安崎元社長のメッセージは、人生において大切にすべきこととは何なのか、そして、人生を豊かにするものは何なのかと考えさせられます。
[文・構成/grape編集部]