「日本人として感謝します!」 米海兵隊員、休日に4人の沖縄県民を人命救助
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出典:在日米海兵隊

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沖縄本島北部にある、在日米軍海兵隊の基地『キャンプ・シュワブ』。
2018年1月、キャンプ・シュワブに所属する1人の男性が最高峰の勲章を授与されました。
ダイビングをしていた米海兵隊員、4人の沖縄県民らを人命救助
ある休日、キャンプ・シュワブ所属のアーロン・クランフォード中尉は、知人と一緒に沖縄中部の恩納村周辺でダイビングを楽しんでいました。
35分間ダイビングをしたクランフォード中尉が浮上すると、目に入った光景にハッとします。
「4人が離岸流で沖に流されている!」
離岸流とは、波が沖に戻ろうとする際にできる流れのこと。とても強い引き潮であり、知らず知らずのうちに沖まで流されてしまう危険があります。
流されている4人は必死にもがき、助けを求めて腕を振っています。危険を察知したクランフォード中尉は、急ぎ4人の元に泳いで向かいました。
一歩間違えると、自身も離岸流に流されかねない状況…しかしクランフォード中尉は、彼らを助けるため必死に泳ぎ、1人ずつ救助することに成功しました。
「助けがなかったら、いまごろ生きていなかった」
この件を受け、非戦闘時に授かることのできる最高峰の勲章がクランフォード中尉に授与されました。
クランフォード中尉が所属する第3海兵師団司令官のティンバーレーク少将は「彼は海兵隊の素晴らしいお手本です。彼の行動には多大なる勇気が必要で、海兵隊員としての鑑です」とクランフォード中尉を称賛しました。
在日米海兵隊Facebookによると、クランフォード中尉に助けられた沖縄県民のうちの1人はこう話したそうです。
そして「クランフォード中尉の助けがなければ、いまごろ生きてはいなかった」といいました。よほど危ない状況だったのでしょう。
在日海兵隊の投稿はFacebookやTwitterで拡散され、多くの人から「人助けに国境はない!」「日本人として、心から感謝します」といったコメントが寄せられています。
クランフォード中尉の勇気ある行動によって、4人の尊い命が守られました。本当に、ありがとうございました!
[文・構成/grape編集部]