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「相撲協会は、コレができていないってこと?」 貴乃花のブログが憶測を呼ぶ

By - grape編集部  公開:  更新:

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次々に暴行事件が発覚し、世間からの批判が続出している日本相撲協会。事件を隠蔽する体質や、親方の暴力行為について、改革を求める声が多く寄せられています。

そんな中、元横綱・日馬富士の暴行事件以降、口を閉ざしていた貴乃花親方がブログを更新。日本相撲協会の未来について語り、多くの称賛の声を集めています。

2025年で100周年

ほかの理事と一線を画すような姿勢や言動から「改革的」とみられることもある、貴乃花親方。

しかし、ブログでは「改革するのではない」ときっぱり。その理由についてもつづっています。

さて、2025年に日本相撲協会は100周年を迎えます。もちろん、その先も相撲は続くわけですが、私たちは若い世代へ、次世代へ相撲を残して行かなければなりません。改革するのではないのです。古き良きものを残すために、時代に順応させながら残すのです。親が子へ継ぐ、その子はまた自分の子へ継がすわけですから、ある意味、協会全体がひとつの家族となるべきだと思っています。

その上で相撲は神事で、相撲協会は公益法人ですから、自分のためではなく、人のために生涯を過ごすという、元来の日本人としての精神や理念は不可欠です。そこに一貫性を持つことは相撲界が公益性をもって生き残る上でも大切だと思っています。
相撲は他のスポーツとは位置づけが異なります。相撲は競技であると同時に日本の文化でもあります。つまり我々は文化の守り人であるということも忘れてはなりません。

貴乃花親方からのメッセージ ーより引用

古きよきものを残すためには、時代に順応させていく必要もある。

貴乃花親方のこの言葉は大きな共感を呼びました。

・貴乃花親方なら、相撲を誇り高い場所に戻してくれそう。

・いまの日本相撲協会は足並みがそろっていない印象を受けます。

・つまり、日本相撲協会は「時代に順応していない」「まとまっていない」というわけですね。

社会は日々変わり続けています。そんな中で、伝統や文化を受け継いでいくことは容易なことではありません。

新たな風を吹き込もうとすると、批判的な声が寄せられます。しかし、昔のままでは何も生まれません。

現状維持では後退するばかりであると暗に示した貴乃花親方。日本の相撲界を想う熱い気持ちが伝わる内容に、胸が熱くなります。


[文・構成/grape編集部]

武藤敬司の写真

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出典
貴乃花部屋

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