「店員さん、グッジョブ!」 書店で起こった『微笑ましすぎる勘違い』に胸キュン
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店員「一声おかけください」 続く言葉に「腹抱えて笑った」「これは仕方ない」店内に掲示されたお願いの貼り紙。その内容に目を疑う人が続出!
12個入り…だったよね? 変わり果てた『アルフォート』の姿に「笑った」「乱雑に扱った革財布」ある写真をXに投稿した、@suibun_waterさん。 投稿を見て「スマホケース」「財布」といった物を連想する人が、後を絶ちませんでしたが、実は写真にうつっていたのは…。
- 出典
- @nijiden
最近、本を通販で買うようになった人はたくさんいるでしょう。
書店に足を運ばなくても、ネットで話題になっている本や、好みの本と出会うことができます。
しかし書店で本を買わなければ、こういったキュンとする思い出は生まれないかもしれません。
素敵な勘違い
ある日、書店を訪れたnarome(@nijiden)さん。
※写真はイメージ
naromeさんは、オススメの漫画をランキング形式で紹介してくれる書籍『このマンガがすごい!』(宝島社)を買おうと思っていました。
そこで、女性の店員にこう尋ねたのです。
『このマンガがすごい!』という本はありますか?
※写真はイメージ
すると、女性店員は本を取りに歩いて行きました。
しばらく待たされたnaromeさん。
再び戻ってきた女性店員が恥ずかしそうに差し出した本は…なぜか、有名な作家の漫画!
『天は赤い河のほとり』で知られている、篠原千絵さんが描いたミステリー漫画『水に棲む花』(小学館)でした。
混乱したnaromeさん。しかし、何が起こったのかを理解しました。
女性店員は、naromeさんにこういわれたと勘違いしてしまったのです!
あなたが「この漫画がすごい!」と思った、オススメの本はありますか?
※写真はイメージ
書店員のスキルを試されているような、ドキドキする質問!
書店員は「このタイトルの本を探してる」というような、ハッキリと買う本が決まっている客以外の対応もしています。
時には、「いま女性に売れている本を知りたい」「こんなジャンルの本が好きなんだけど、似たものはない?」というようなことを尋ねられることも。
きたえられている分だけ、女性店員はnaromeさんの要望にもしっかり応えようとしたのでしょう。
でも、答えのない質問に応じるのは緊張するものです。
なかなか戻ってこなかったのは、「この漫画をオススメしていいのか」「気に入ってくれるだろうか」という葛藤をしばらくしていたのかもしれません。
「全巻買って帰った」というnaromeさんの話に、多くの人がキュンとしました。
【ネットの反応】
・こんなん惚れてしまうわ。
・そうきましたか…微笑ましい!
・いいですね。店員さんの気持ちを考えると、グッとくるものがあります。
・店員さんに「グッジョブ!」といいたい。
ついには篠原千絵さん本人にまでツイートが届き、女性店員と、薦められるまま素直に買ったnaromeさんへ感謝の言葉が贈られました。
勘違いから生まれた、心の温かくなるような交流。
書店はまだ、人や本との「素敵な出会いの場」のようです。
[文・構成/grape編集部]