青色の色素ゼロなのに青く輝く 『レクサス』特別仕様車が15年かけて再現したモルフォチョウの技術
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- 出典
- LEXUS






鮮やかな青い色の羽を持ち、「生きる宝石」とも称されるモルフォチョウ。
モルフォチョウの羽から着想を得た高級ブランド車『レクサス』の特別仕様車が発売され、その美しいデザインに感嘆の声が上がっています。
自然界では珍しい『青』
青い色の羽が特徴のモルフォチョウですが、実際の羽の色は無色。
しかし、光を受けると特定の波長だけが反射・強調される構造になっているため、人間の目には青く輝いているように見えるのです。
青い色素は一切使われていないにもかかわらず、見る角度や光の当たり方によって、あの鮮やかな青が生まれているわけです。
15年の開発期間を経て誕生した特製塗料
長い歴史を経て現在の青い色の羽を手に入れたように、レクサスも15年という開発期間をかけて、ついにモルフォチョウの羽の原理を再現するのに成功。
15年という歳月は、量産車の塗料開発としては異例の長さでしょう。光の反射をコントロールする微細な構造を塗料として再現するのが、それほど難しい技術だったとのことです。
この特製の塗料は、圧倒的な輝きを放つだけでなく、深みのある陰影のコントラストを作り出し、ボディの抑揚を際立たせています。
光の当たり方によって表情が変わるため、眺める場所や時間帯によって異なる青が楽しめるのも、この塗料ならではの特徴ですね。
国内累計50万台達成を記念した特別な1台
レクサスの国内累計販売台数が50万台を達成したことを記念して作られたという、今回の特別仕様車。
節目となる記念モデルに、これほど手の込んだ技術が注ぎ込まれているのは、ブランドとしての本気度が伝わってくるようです。
2018年4月5日の発売直後から、レクサスファンはもちろん、普段車にあまり乗らないという人からも称賛の声が寄せられています。
・ずっと眺めていたくなる美しさ。
・蝶の羽から着想を得たなんて、とてもロマンチック。
・実際にこの目で、どんな色なのか確かめたい。
「実際に見てみたい」という声が多く寄せられているのも納得で、写真越しでもその輝きは十分に伝わってくるものがあります。
木々が生い茂る森の中で、ひときわ輝きを放つモルフォチョウ。この特別なレクサスが街中を走る姿も、その美しさに多くの人の目をくぎ付けにすることでしょう。
[文・構成/grape編集部]