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「おやつは300円まで」がなくなりそう 遠足の変化に戸惑いの声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

小学校の遠足と切っても切れない言葉といえば、「おやつは300円まで」という定番の決まり文句。

しかし、最近の遠足では変化が起きているようです。

おやつがなくなるかも?

2018年4月16日に放送されたバラエティ番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、遠足のおやつを持参禁止にしている学校が増えていることを特集。

遠足でおやつの持参や交換を禁止する小学校が目立ち始めました。

これは食物アレルギーのある児童が、子ども同士で交換したお菓子を食べてショック症状を起こせば、命に関わるため。

しかし、おやつ交換は遠足の楽しみの1つでもあり、児童や保護者に困惑が広がっています。

5時に夢中! ーより引用

この問題に、マツコ・デラックスさんと投資家の若林史江さんが持論を展開します。

若林さんは「おやつを全面的に禁止するのはやりすぎ」という姿勢で発言していました。

おやつを禁止にする前に、教育として「アレルギーの子がいるんだよ」とか「こういったことが危ないんだよ」とかいうことを教育の場に持ってきて(ほしい)。

それが教えになり、差別がなくなる教えになるのかなって。

ただ単に危ないものを取り上げるだけでは、なかなか解決の道にはならないのかなって思うし。

おやつを買いに行く行為があって、予算内で買うっていう行為も教育なので、そういう場を取り上げてしまうのはかわいそうかな。

5時に夢中! ーより引用

また、若林さんの姪は重度のアレルギーを持っていて、成長するにつれて自分で気を付けるようになったという経験談も語っていました。

マツコさんも若林さんと同様に、「おやつを禁止すればいいという話ではない」と同意しながらも、さらに極端な答えを導き出していました。

その時々で対応していくしかないんじゃない。

おやつを全面的に禁止すればいいって問題ではないじゃない。

1人の先生が何十人って児童を見ているわけだから、その先生に全責任が被ってくるわけじゃない。

いまの教育現場や医療現場とか、いろんなところが最初から防御線をはっているけど、これはちょっと違くないかな。

だったらもう、遠足やめればいいよ。

だって、遠足何のためにするのって話になるじゃない。

5時に夢中! ーより引用

重度のアレルギーは命に関わるため、全面禁止という対策を否定することはできません。

しかし、300円以内でおやつを買う工夫をし、友達と盛り上がる楽しみがなくなるのは少しさみしさも感じます。

ネット上には、おやつ全面禁止について、賛成と反対の2つの意見が上がっていました。

賛成

・アレルギーは本当に危ないものだから、これくらいのほうがいいのでは。

・何かあったら学校のせいになってしまうから、これは仕方ないかな。

・遠足では開放的になるし、先生の目も届きにくいから中止になったのかも。

反対

・アレルギー対策も大切だけど、駄菓子を買う楽しみがなくなるのはかわいそうだな。

・遠足のおやつ選びは、子どもにとっては一大イベントなのに。

・交換するのはまずいけど、持参するくらいならいいと思うけどなぁ。

危険だからとすべてを禁止にするのではなく、「おやつがなぜ危険なのか」「アレルギーとはどういったものなのか」という根本的な教育が必要になっていきそうです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
5時に夢中!

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