「6年目にして謎が解けた」 何度も間違えた学校のトイレ、その理由にハッとする
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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トイレや非常口、車いすマークなど、シンプルなマークで情報を与える『ピクトグラム』。
基本的に明度差のある2色で描かれ、文字を使わず絵のみで意味が伝わるデザインになっています。絵で情報を伝えられるため、言語の壁も心配ありません。
がっしりとした体型でズボンを履いた男性と、スカートを履いた女性…よく目にするトイレマークは、こういったものですよね。
また、男性は青色、女性は赤色で表示されているものが多い印象です。
何度も間違えてしまう『トイレマーク』その理由にハッとする
5年もの間、大学のトイレで何度も男女を間違えてしまったというギャル(@BlackoolongteA)さん。
理由は、2つありました。まず、色弱のギャルさんは色を見分けるのが難しいということ。そして…マークのデザインでした。
従来のトイレマークとは異なり、身体が三角形の男性マークと、逆三角形の女性マーク。
確かに色で判別することはできますが、色弱の人はそうもいきません。そのため、ギャルさんはマークを見て、男女を逆だと勘違いしてしまいがちだったのです。
そして、6年経ったある日、ギャルさんはトイレマークが紛らわしいデザインの理由に気付きます。
男性のマークは『MEN』のM、女性のマークは『WOMEN』のWだったのです。
斬新な発想であり、デザインとしては面白いかもしれません。
しかし、絵で情報を伝えるピクトグラムとしては、「これはどうだろう…」と思ってしまうのも仕方がありません。
投稿に対し、「これは色が分からないと判別しづらいな」「ピクトグラムとしてはちょっと…」といった声が上がっています。
また、同じく色弱の人からは「壁と同化してよく見えない」という声も。
写真を加工すると、このように明度差が小さいことがよく分かります。多くの人には『水色とピンクのマーク』に見えていても、中にはこのように見える人もいるのです。
「誰にでも伝わる」ことが重要なピクトグラム
このトイレマークを考えた人は、ギャルさんのように『色が判別しづらい人』のことを考慮していなかったのかもしれません。
最初に書いたように、ピクトグラムは言語に制約されず、視覚的に情報を伝えることが重要とされています。
その点で、壁との明度差が小さく、従来のものと逆になっているこのマークは「あらゆる人に伝わりやすい」とはいえません。
ピクトグラムは、より多くの人に正しい情報が伝わることが重要だと改めて気付かされます。
[文・構成/grape編集部]