「もっと知られてほしい!」 読まなくなった本の役立て方に称賛の声
公開: 更新:

※写真はイメージ

「もうノーベル平和賞だろ」 大谷翔平が立ち上げた『財団』が…「素晴らしい」アメリカのプロ野球チーム『ロサンゼルス・ドジャース』に所属する大谷翔平選手が2025年11月22日、子供の健康を守る活動や、動物の保護に取り組む『大谷翔平ファミリー財団(SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION)』の設立を発表。多くの人から「本当に素晴らしい取り組み」「さすがスーパースター」と称賛の声が上がりました。

「子供たちの笑顔を思い浮かべながら…」 書店でサンタクロースになれる『ブックサンタ』とは?日本国内でも、貧困や被災、病気などを理由に、クリスマスに特別な思い出を作れない子供たちがいます。 そうした全国の子供たちへ、本を届ける社会貢献プロジェクト『ブックサンタ』について、参加書店などへのインタビューを通じて深堀りしてみました。
- 出典
- こどものみらい古本募金






「6人に1人が貧困」といわれている日本。そして、貧困によって子どもたちの未来が危険にさらされています。
貧困の連鎖
貧困の状況にある子どもの進学率は低く、就職などで不利になりやすいといわれています。
結果、収入の高い職に就きにくくなり、次世代の子どもに貧困が連鎖してしまう可能性があるのです。
そうした貧困にあえぐ子どもたちへの支援の1つとして注目を集めているのが『こどものみらい古本募金』。
出典:こどものみらい古本募金 スクリーンショット
新たな支援の形として注目されている『こどものみらい古本募金』の場合、寄付するのは本、CD、DVDそしてゲームソフト。
同活動に協力している株式会社バリューブックスに本やCDを送り、そこでの査定額が『こどものみらい古本募金』の寄付金額になる…という仕組みです。
送った本やDVDがそのまま子どもたちの手に渡るというわけではないため、「子どもに喜ばれる内容ではない」「絵本やマンガ以外は向いていない」といった心配は必要ありません。
出典:こどものみらい古本募金 スクリーンショット
『こどものみらい古本募金』は、あるネットユーザーの書き込みにより注目を集め、特に読書好きから大きな反響を呼びました。
また、あまり知られていなかったため「もっと広まってほしい!」との声も。
・古本は、作家さんへの見返りがないためしたくありませんでした。しかし、これならぜひ協力したいと思います。
・いい情報をありがとうございます。古本がこんな形で役立つとは!
・本やCDを処分しようと思っていたところです。少しでもお役に立てるのなら、嬉しいです!
読み返すわけではないものの、古本店に売るぐらいなら…という理由から、手元に残している人は多くいます。
そうした作品も、未来の子どもたちの役に立つなら思い切って送ってみようと思えます。
本棚を占領している本があれば、この機会にぜひ役立ててみたらいかがでしょうか。もしかしたら、その1冊が子どもたちを救うきっかけになるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]