「みんなつらいんだよ」 我慢を強いられた女の子がたどり着いた結末に、心をえぐられる
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参観日のことを知らなかった母親 息子が伝えなかったワケに「涙が出る」羊の目。さんが、『参観日』という漫画を投稿しました。働く母親に迷惑をかけまいとする弟に、兄が伝えた言葉とは。

担任教師が飼育係を募るも決まらず… とった強行手段に「笑った」「もはや別の係だろ」あるクラスでは、係決めの真っ最中。担任教師が「飼育係をやりたい人は手を挙げて~」と呼びかけました。ただ、生徒たちからは、そもそも飼育係の必要性を疑う声も上がり…。
- 出典
- @jyupiponi
誰かから「つらいと思っていること」を相談されたら、何と返してあげますか。
つらさを抱えながら頑張り続けた女の子をじゅぴぽに(@jyupiponi)さんが描き、大きな反響を得ています。
「同じ状況だった」という声が多数寄せられた、現実でもよくある問題とは…。
『よくがんばった子の話』
女の子に合った工夫さえあれば、つらいことの一つひとつを克服できたかもしれません。
しかし、おじさんやおばさんは「みんなそうやって育ってきた」「もっとつらい子もいる」という言葉をぶつけるだけ。女の子のできないことを責め続けます。
女の子は「私も頑張らなきゃ」と思うタイプだったので、いわれた通りに、みんなができていることをこなそうとしました。
限界を訴える身体と精神…最後、女の子はお母さんのもとへ旅立ってしまったようです。
じゅぴぽにさんの作品に、たくさんのコメントが寄せられました。
【ネットの反応】
・悲しい。
・こうやって子どもは追いつめられていく。
・あれ、これ私の幼少期と同じだわ。
・この子にとって、最後の場面は幸せだったんだろうか。
「みんなつらいんだよ」という人は、本当にやる気を出してもらおうと思っているのかもしれません。
けれどその言葉は、時に人を追いつめてしまうこともあるのだということを、私たちはもっとしっかりと認識するべきなのでしょう。
[文・構成/grape編集部]