ETCの悪用が相次ぐ 「必要な人に迷惑がかかる」「厳罰でもいいんじゃない」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
- 出典
- 産経ニュース
高速道路の料金を自動で引き落としてくれるETC。
料金所で停止することなく通過することができるので、車に搭載しておくととても便利です。
さらに「身体障がい者が車を運転する場合」や「重度の身体障がい者、知的障がい者が同乗する場合」は、ETCの料金が割引される制度もあります。
このETCの割引制度を不正に使って、正規料金の支払いを免れようとするドライバーが相次いでいるようです。
130万円以上を踏み倒し
産経ニュースによると、2018年4月末までの1年間で約20人の不正が確認されているとのこと。
逮捕された男性が行った不正は、身体障がい者の妻が登録したETCカードと車載器をほかの車に入れ替えて使うという単純なものでした。
不正をしたとみられるほかの約20人も同様の手口を使用。現在調査が行われています。
NPO法人『兵庫障害者センター』の井上義治事務局長は、産経ニュースのインタビューにこのように答えています。
ETCの不正利用について、ネット上では怒りの声が上がっています。
・制度が見直されると、不便になるのは障がい者の人たち。不正利用者には、厳罰を与えてもいいのでは。
・身勝手な連中が悪用するから、本当に必要な人が迷惑を受ける。しわ寄せが来るとか勘弁してほしい。
・障がいがあるため、遠方に通院することがあります。なくなってしまったら、本当に困ります。
一部の人が不正に利用することで、本当に必要な人たちが制度を受けられなくなってしまう可能性があります。
身体障がい者の人たちがしわ寄せを受けないで済む対策を、いち早く取り入れることが望まれています。
[文・構成/grape編集部]