「教科書にも書かれているのに?」 娘の答案用紙がバツになっている理由
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- 出典
- @tokizami2
Twitterなどでよく話題になる、子どものテストに関する問題。
「これは正解でもいいのでは?」と思ってしまう回答でも、先生によっては不正解になってしまうことがあります。
ときざみ(@tokizami2)さんは、ある日、中学生の娘の答案用紙を見て「どうしてバツになっているの?」と疑問に思ってしまったのだそうです。
それは化学の問題でした。
娘さんはしっかりと式を書いていますが、答案用紙はバツになっています。
娘さんも疑問に思ったのでしょうか。その理由を教師に尋ねると、このような答えが返ってきました。
シンプルな矢印ではないから不正解。
どうやら答えが間違っていたのではなく、式中の矢印の頭が黒く塗りつぶされいるために不正解になったようなのです。
テストでは決められた表記を使わなければバツにされてしまうのは当然。
しかし、娘さんが授業で使っている教科書には、矢印の頭を塗りつぶした記号が使われていました。
「教科書で使われている記号とテストの答えが違うことに納得がいかない」と語るときざみさん。
また、生徒の大半がこの矢印でバツを付けられているため、「教師の指導不足があったのでは?」という疑問も残ります。
教師の対応について、ネット上ではこのような声が上がっていました。
・こういう些細なことで先生や教科を嫌いになりますよね。
・教科書で使っているなら、バツではなく三角にして「矢印はこう書きましょう」と注意書きするくらいがよさそう。
・教科書と同じ形にしているのにバツにするとは…納得のいく理由が欲しいですよね。
ちなみに、矢印の書きかたに関しては、専門家や教師の間でも意見が分かれているようです。
ただ「決まりごとだから」とはねつけるのではなく、何が間違っていて何が正解なのか、不正解にするにもしっかりと理由を明確にしてもらいたいですね。
[文・構成/grape編集部]