毎日座るオフィスチェアーなのに… 会社員の半数近くが「自分のイスは働き方に合っていない」
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働き方改革の灯台下暗し。毎日座るオフィスチェアーなのに…
オフィス家具メーカーのコクヨは、会社員、経営者・役員1200名を対象にオフィスチェアーに関する調査を実施しました。
その結果、会社で就業中に座るイスを自分で選択することが、会社員の9割近くは「出来ない」のに対し、経営者・役員の7割近くは「出来る」ということが分かりました。さらに、イスが自分の働き方に「合っていない」とする会社員は半数近くとなっていますが、経営者・役員では3割未満であり、会社員と経営者・役員の間で乖離が見られます。
一方、会社員の自分自身のオフィスチェアーへの感度に関する調査では、感度25%以下が約7割を占めており、イスに対する関心の低さは、イスの改善がなおざりになっている要因の1つと考えられます。
「会社で就業中に座るイスを自分で選ぶことが出来ない」会社員は約9割
会社員の9割近くは「出来ない」と回答
会社で就業中に座るイスを自分で選ぶことが出来るか聞いたところ、会社員の9割近くが「出来ない」という結果でした。
一方、経営者・役員では「出来る」が7割近くとなりました。イスは支給されたものを使うしかなく、選ぶ権利が無いという会社員の状況が明らかになりました。
「就業中に座っているイスは自分の働き方に合っていない」会社員は半数近く
半数近くが「合ってない」と回答
あなたが就業中に座っているイスは自分の働き方に合っていると思うかとの質問では、会社員では「合っていない」が半数近くとなりました。一方、経営者・役員では「合っている」が2/3以上という結果でした。昨今、働き方改革に取り組む企業も増加していますが、毎日座るオフィスチェアーという身近なものについては選択が与えられず、就業スタイルに合っていないもので社員に仕事をさせる境にまだあるようです。
イスの昇降以外の調整機能を使っているのは3割弱
調整機能を使いこなしているのは29%
また普段から、イスの調整機能を使うかとの問いでは「使う」が29%であり、機能がありながら4人に1人程度しか使っていないという状況が浮き彫りとなりました。
イスに対する関心の低さが、イスの改善がされていない要因の1つと考えられます。この機会に、いま一度ご自分のイスを見直してみてもよいかもしれません。
【調査概要】
○調査名:オフィスチェアーに関する調査
○調査方法:インターネット調査
○調査期間:2018年3月28日~3月29日
○調査対象:20代~60代の会社員/経営者・役員の男女
○有効回答数:1200名<会社員(管理職・一般社員):800名/経営者・役員:400名>
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