「日本の技術力に期待をしている」2020年に懸念される東京の猛暑に、世界からの声
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2018年7月、『災害レベル』といわれるほどの暑さが続いている日本。埼玉県熊谷市では7月23日に観測史上日本最高の41.1℃を記録しました。
日本の猛暑は『命に危険を及ぼすレベルの熱波』と、海外でも大きく報道されています。
イギリス紙『The Guardian』の電子版は『記録的な日本の熱波。2020年オリンピックへの懸念が広がる』との見出しで特集記事を掲載。 熊谷市の気温が41℃を超えたことや熱中症によって多くの人が命を落とし、病院へ運ばれたことなどを報じています。
また「ここ数日間はサウナの中で生活しているようだ」という小池百合子東京都知事のコメントを紹介。この暑さにどう対処するかが「2020年の世界大会の成功のための柱の1つとなるだろう」と述べたことを取り上げています。
とりわけ議論の的となっているのが、その2020年開催のスポーツの世界大会への影響について。すでにIOCは「マラソンのスタート時間を午前7時に早めることを承認した」と発表しています。
しかしそれでも選手や観客、またスタッフの健康状態を心配する声は上がっています。
イギリスメディア『Dailymail』は『前例のない日本の熱波により少なくとも65人が死亡、2万2千647人が病院へ。気温は華氏106度まで上がり、「自然災害」と発表』という見出しで特集。
日本ならではの暑さのしのぎ方として打ち水をする人や、プールで遊ぶ子どもたちの写真を紹介し、「日本の夏は高い気温と湿度で知られ、毎年高齢者を中心に多くの人が熱中症で亡くなっている」と説明しています。
しかしこの記事についたコメントでは、2020年のスポーツの世界大会の開催について、「日本の技術力に期待をしている」という声も。
・日本はうまく対処できるよ。彼らはとても強く、非常に有能で、イギリスやアメリカを含むどの欧米諸国より進んだ先端技術を持つ社会だ。僕らは自分たちの国をよりよく、そしてより清潔にするために日本人から学べることがあるだろうね。
・日本人は何をするべきかちゃんと分かっているよ。
・日本人はなんて礼儀正しいんだ。僕らの国の政府が来年にはすべての学校にエアコンを設置するって約束するのを想像してみなよ?
「開催時期をずらすべきではないか」という意見も聞かれますが、同時に「日本だったらきっとうまくやれる」という期待の声もあるようです。
2020年まで後2年。いまこそ日本の底力を世界の人たちに知ってもらう機会なのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]