「イジメを正当化してるだけ」学生同士の会話を、電車で聞いた芸人の『ひと言』が痛快!
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プラモデルをこよなく愛する、芸人たちが集まって活動をしている吉本プラモデル部(@yoshimotoplamo)。パンクブーブーの佐藤哲夫さんが部長を務め、ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎さんが副部長を務めています。
いつもはイベントの告知やプラモデルに関するツイートをしている、吉本プラモデル部のTwitterアカウント。
ところが、2018年8月13日に投稿されたツイートは、プラモデルとはまったく関係のないものでした。
それは偶然聞いた学生同士の会話。『いじり』に関する内容だったことから、いわずにはいられなかったのかもしれません…。
「コイツいじられキャラだから」
TVなどで芸人さんがよく使う『いじる』『いじられキャラ』といった言葉。現在では、誰もが使う一般的な言葉になっています。
ある日、電車で学生3人組の会話が「偶然聞こえた」という芸人さん。
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「コイツ、いじられキャラだから~」
どこにでもありそうな学生同士の会話。
ところが、芸人さんは学生のやりとりを見て、こう感じたといいます。
イジメを正当化しているようにしか見えない。
いじっている人にとって、それは「イジメではない」のかもしれません。
ところが、いじられている人にとっては「イジメ以外の何物でもない」と指摘したのです。
そして、その理由を次のように続けます。
一般の人に「いじられキャラ」なんてありません。
我々はビジネスでやっています。
本当に「いじられキャラ」だというなら、相応のギャラを払いなさい。
芸人さんがTVや舞台で見せる『いじり』は、あくまでも芸の1つ。「ビジネスとしてやっているものだ」といいます。
そして、ビジネスである『いじり』がどうしてもしたいのなら、「いじられキャラ」にギャラ(お金)を支払うべきだと主張しました。
このツイートに「その通り。イジメのいい訳になってる」「最近、イジメをいじりだといい張る人が増えた印象です」と賛同の声が多く寄せられました。
中には「お金を払えばいいという問題ではない」「学生同士のやりとりに芸人(プロ)が口出しをするのはどうなのか」といった意見もありましたが、それに対して次のように語ります。
TVにおける『いじり』は双方が納得している。
そうでなければ芸人(プロ)同士でもイジメ。
『いじられキャラ』だとされた学生は愛想笑いをしていた。
とても納得しているようには見えなかったのでモヤモヤした。
一般的な言葉になったからこそ、素人が過剰な『いじり』で誰かを傷つけてしまうこともあります。そうなってしまったら、それは単なるイジメです。
『いじり』とイジメは、一見似ているように思えますが、本質的にはまったく別物。「素人が気軽にやることではない」という認識が必要なのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]