「お姉ちゃん行かないで」 支援活動を終える自衛隊に感謝の声
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2018年7月、西日本を中心に被害をもたらした『平成30年7月豪雨』。
家屋の倒壊や数多くの死傷者の報告が上がっています。
同月6日、自衛隊およそ2300人が京都府、兵庫県、広島県、岡山県、愛媛県、高知県、福岡県の7県に出動。物資輸送や給水活動などを通じ、被災者の生活を支えてきました。
お姉ちゃん行かないで
8月11日、岡山県倉敷市などに派遣されていた陸上自衛隊の県内での主な支援活動が終了。
出典:中部方面隊
産経ニュースによると、最後まで行われていた自衛隊の支援は『自衛隊風呂』と呼ばれる仮設浴場でした。感謝した多くの被災者が自衛隊を見送りに集まったといいます。
また、被災者と強い心のつながりもできていたようで、女性隊員に向かって泣きながら「お姉ちゃん行かないで」と訴えかける子どももいたようです。
出典:中部方面隊
広島県呉地域では、入浴支援だけでなく、疲れた心を癒そうと楽器の演奏をして楽しませるなど、被災者に寄り添う自衛隊の姿が見られました。
こういった被災者とのつながりが、倉敷市の自衛隊風呂でも行われていたのでしょう。
猛暑や大雨の中、被災者のために必死になって活動する自衛隊に、感謝の声が多数寄せられました。
・記録的な酷暑の中での活動、本当にお疲れ様でした。
・子どもの「さみしい」という言葉が、1番嬉しかったのではないでしょうか。
・小さい子が泣きじゃくってましたね。自衛隊の真心がちゃんと伝わっていたのでしょう。
被災者の生活を少しでもよくしようと頑張り続けた自衛隊の姿は、大人だけでなく子どもの心にもしっかりと響いていたようですね。
[文・構成/grape編集部]