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福岡から空路40分 世界遺産と大自然に溢れる五島列島へ!

By - TOGGY  公開:  更新:

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ボンジョルノ!福岡のラジオDJ TOGGYです。

先日の屋久島に引き続き、すっかり離島フリークになってしまったボク。

今回は世界遺産登録に湧く長崎県五島列島へ行って来ました。

まずは『世界一便利』な福岡空港から、行政や経済の中心でもあるいちばん大きな島『福江島』へ。

福岡から1日4便が発着しているのでとっても便利。40分というあっという間のフライトで『五島つばき空港』に到着。

日本の最西端、大小140あまりの島々からなる五島列島。その中でも5つの大きな島が、中通島、若松島、奈留島、久賀島、福江島。人口約3万7千人の福江島は五島列島の南西に位置するいちばん大きな島です。

長崎や福岡からのアクセスもよく、気軽に訪れることのできる離島。日帰りも可能ですが、せっかくなら海外旅行に行ったつもりでのんびりと休暇を過ごし日本の原風景を楽しんで欲しいところ。

まずは福江島でグランピングやマリンスポーツ体験ができるナンゴラヒルズ、そして日本一美しいと言われる大浜海水浴場、頓泊(とんとまり)海水浴場へ。いずれもエメラルドグリーンの海に感激!

ワイナリーや蒲鉾工場、五島列島酒造も見学し『九州本土で最後に陽が沈むところ』福江島の西の果てにある大瀬崎断崖へ。高さ100~160mの海蝕断崖が20kmほど続く絶景ポイント。日暮れと共に涼しい風が吹いて来ました。

夜は島のグルメとお酒を堪能。新鮮な刺身はもちろん、五島うどん、五島牛、五島美豚(びとん)、麦・芋の焼酎、ワイン、そして美味しいお米まで全て地産地消!

翌日、フェリーと水上タクシーを利用して久賀島と奈留島へ。

2018年6月30日、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』として登録が決定したうち五島市の構成資産は、久賀島の集落と奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)です。

17世紀から19世紀までの2世紀以上にわたるキリスト教禁教政策の下で、晦日(かいじつ)に信仰を伝えた潜伏キリシタンの歴史を物語る、世界にも類をみない貴重な遺産。

フランシスコ・ザビエルが来日して以来、キリスト教に改宗していく人が増えた江戸時代。九州の一部地域や長崎でも宣教師らによって広くキリスト教が広まりました。

しかし、幕府の禁教令が出されてからというもの、キリシタン達は表向きは仏教徒でありながら密かにキリスト教の信仰を守り続け、約3000名の隠れキリシタンが仏教徒を装い五島列島に移り住んだと言われています。

厳しい弾圧にも耐え抜きながら、日本人の棟梁が建てたとされる教会群は、歴史的にとても貴重。今も50もの教会が現存している五島は、信徒の強い想いに溢れた「祈りの島」なのです。

奈留島を代表する教会が江上天主堂。福江島から出発するツアーを利用すると便利です。

木々に囲まれた西洋風の外観が特徴ですが、よく見ると日本風の瓦屋根。湿気を避けるため高床式になっているところも面白い!鉄川与助の設計です。

除幕式にはご本人も訪れたユーミンの『瞳を閉じて』直筆の歌詞を刻んだ歌碑。長崎県立奈留高等学校、そして島を離れる船の出港時にも流されるなど、島全体の愛唱歌となっています。

五島列島のなかでも久賀島は特に離島感が味わえる島。島の集落自体が世界遺産だなんて凄い!

しかし、牢屋の窄殉教記念聖堂(ろうやのさこじゅんきょうきねんせいどう)では弾圧時代の悲劇を目の当たりにします。

そして、歌手の五輪真弓さんの父方の出身地である旧五輪地区へ。

元々は別の場所にあったものを移築したという旧五輪教会。現在は隣に新しい教会があるので内部での写真撮影も可能です。

木製引き戸の窓を開けると、海風と砂浜に波打つ音とが耳に心地良く響きました。

最終日はゴルフも楽しめた今回の五島の旅。ジブリで有名な山本二三美術館も素敵だったし、某女優さんのママの店に行ったりと、2泊3日の充実した内容でした。帰りの飛行機から見た夕景が頭から離れません!次回はゆっくり自然と戯れたいな…。離島最高!


[文・構成 TOGGY]

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福岡の茶人・DJ TOGGY(トギー)

波瀾万丈の人生経験・元ミュージシャンの感性・モテ声トークを武器に様々なメディアでLifeStyleを発信し続ける「イタリア系九州男児」福岡市内の山中にサロン・スタジオ・茶室を建築し専ら草むしりの日々。
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