誕生日に無反応な娘 母親が「お祝いしたいと思わないの?」と問うと By - grape編集部 公開:2018-10-25 更新:2018-10-25 お母さん中学生 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ スマホの普及と共に、SNSを利用する人が増えました。 他人の日常に起きた出来事をのぞく機会が増えたことで、楽しいこともあればちょっと複雑な気持ちになることも…。 ある母親がブログにつづった、自身の誕生日に起きた出来事をご紹介します。 娘に「お祝いしたいと思わないの?」と聞くと エピソードをブログに投稿したのは、発達障がいの娘さんを持つ、母親の桜井奈々さん。 投稿の中で、「自分の誕生日はいつからか、少々複雑な思いをする日だった」と告白します。 その理由は、娘さんから一度もプレゼントをもらったことがないというもの。 桜井さんは、「我が子が元気に過ごしてくれるだけで嬉しい」と前置きした上で、次のような本音をつづりました。 出来ることは年々増え成長は感じますが、、 何か形あるものが欲しいわけでもなんでもないですが、元気に生きていてくれるだけでありがとうと思いますが、、なんともいえない虚しさがいつも誕生日や母の日にはありました。 桜井奈々オフィシャルブログ ーより引用 これまで、SNSで知人が発信した「子どもから肩たたき券をもらった」といった内容の投稿を見るたびに、少し落ち込んでいたという桜井さん。誕生日に、思い切って娘さんにこう尋ねます。 「誕生日をお祝いしたいとか思わないの?」 ※写真はイメージ すると、娘さんは「私はママ本人じゃないから欲しいものが分からないし、お小遣いか減るのも嫌だから」とバッサリ! 桜井さんは、娘さんの反応に笑いがこみ上げてきたのだそうです。そこで気付いたのは、自身の心境の変化でした。 娘さんが幼かったころは、「もっと他人の気持ちが分かってほしい」と、モヤモヤしていたという桜井さん。数十年の間、子育てに悩みながらも娘さんの成長を見守る中で、心にゆとりを持つ姿勢が芽生えました。 桜井さんは、自身の体験を元に、次のような考えを語っています。 今は逆に楽しみです。いったいいつになったら お誕生日を祝ってもらえるか そんな日が来るのか来ないのか?!笑 とりあえず元気でいてくれるのが1番でそれだけで十分なのですが。人間というのは欲がでます。 少なからず、、同じような思いをしてしまうママはいっぱいいると思うのですが、、これは、、悲しんでも仕方ない。未来に期待し、こちらもいったん割り切るしか、、ない!これが一番。 と今年から割り切ることにしました。笑 桜井奈々オフィシャルブログ ーより引用 桜井さんは、知らないうちに周りの親子と比べてしまっていた自分を省みて、「気にしない」という選択をします。 ブログに対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。 【ネットの反応】 ・分かる。つい欲が出てしまう…。知らないうちに、誰かと比べてしまっているんだよね。 ・うちの娘の場合は、社会人になってからケーキを買ってくれるようになったよ。時期とかもあるのかも。 ・切ないけど、子どもからは出産の時に一生分のプレゼントをもらった…ってことにしよう! 子育てをしていると、我が子の振る舞いや周囲とのギャップをつらく感じることは少なからずあります。しかし、それ以上に子どもから幸せや喜びをもらうことも。 思い通りにはいかないところも含めて、楽しめるようになった者勝ちなのかもしれませんね! [文・構成/grape編集部] 出典 桜井奈々オフィシャルブログ Share Post LINE はてな コメント
スマホの普及と共に、SNSを利用する人が増えました。
他人の日常に起きた出来事をのぞく機会が増えたことで、楽しいこともあればちょっと複雑な気持ちになることも…。
ある母親がブログにつづった、自身の誕生日に起きた出来事をご紹介します。
娘に「お祝いしたいと思わないの?」と聞くと
エピソードをブログに投稿したのは、発達障がいの娘さんを持つ、母親の桜井奈々さん。
投稿の中で、「自分の誕生日はいつからか、少々複雑な思いをする日だった」と告白します。
その理由は、娘さんから一度もプレゼントをもらったことがないというもの。
桜井さんは、「我が子が元気に過ごしてくれるだけで嬉しい」と前置きした上で、次のような本音をつづりました。
これまで、SNSで知人が発信した「子どもから肩たたき券をもらった」といった内容の投稿を見るたびに、少し落ち込んでいたという桜井さん。誕生日に、思い切って娘さんにこう尋ねます。
「誕生日をお祝いしたいとか思わないの?」
※写真はイメージ
すると、娘さんは「私はママ本人じゃないから欲しいものが分からないし、お小遣いか減るのも嫌だから」とバッサリ!
桜井さんは、娘さんの反応に笑いがこみ上げてきたのだそうです。そこで気付いたのは、自身の心境の変化でした。
娘さんが幼かったころは、「もっと他人の気持ちが分かってほしい」と、モヤモヤしていたという桜井さん。数十年の間、子育てに悩みながらも娘さんの成長を見守る中で、心にゆとりを持つ姿勢が芽生えました。
桜井さんは、自身の体験を元に、次のような考えを語っています。
桜井さんは、知らないうちに周りの親子と比べてしまっていた自分を省みて、「気にしない」という選択をします。
ブログに対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。
【ネットの反応】
・分かる。つい欲が出てしまう…。知らないうちに、誰かと比べてしまっているんだよね。
・うちの娘の場合は、社会人になってからケーキを買ってくれるようになったよ。時期とかもあるのかも。
・切ないけど、子どもからは出産の時に一生分のプレゼントをもらった…ってことにしよう!
子育てをしていると、我が子の振る舞いや周囲とのギャップをつらく感じることは少なからずあります。しかし、それ以上に子どもから幸せや喜びをもらうことも。
思い通りにはいかないところも含めて、楽しめるようになった者勝ちなのかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]