ビーチで発見されたペンギンの赤ちゃん そばに立てられた看板にホッコリ
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出典:Stuff

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

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ニュージーランドに住むジェフさんはある日の午後、ビーチのそばを自転車で走っていました。そこで彼は砂浜に何やら人だかりが出来ているのに気が付きます。
近づいてみると、ブルーペンギンの赤ちゃんが人に囲まれていたのです。
海外メディア『STUFF』によると、ジェフさんは急いでカメラを取りに家に帰ったのだそう。
そして再びペンギンがいた場所に戻ると、ペンギンのそばに段ボールで作った看板が立っていたのだとか。
やあ。僕はママが戻ってくるのを待っているんだ。
DOC(環境保全省)は僕がここにいることを知っているよ。
お願いだから僕にかまわないでね。犬を近付けないで。
ありがとう。赤ちゃんブルーペンギンのビリー。
ジェフさんによると、大勢の人に囲まれたペンギンを守ってあげようと、親切なカップルがこの看板を立ててあげたのだそう。
さらにカップルはDOCに連絡もしていたといいます。
この後、連絡を受けたDOCのスタッフのアニータさんがやってきて、ペンギンを保護したということです。
アニータさんいわく、ブルーペンギンが日中にビーチにいるのは珍しいのだそう。
DOCでは住民に対して常に、野生動物を見つけたら十分に距離を取り、犬を近付けないようにと忠告しているのだとか。
そのため、このペンギンのために立てられた看板を見て、「野生動物を守ろうとしてくれた人がいて嬉しい」と話しています。
普段なかなか見られない野生の動物がいたら、珍しくてつい近くで見たいと思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、動物たちにとって私たち人間が不用意に近付くことは大きなストレスとなり、場合によってはそれが原因で命を落とす可能性もあるのです。
実際にジェフさんが最初にペンギン気付いた時、何人かが犬にペンギンを追いかけさせているように見えたのだとか。
自分のために看板を立ててくれた人たちに、きっとビリーも感謝していることでしょう。
[文・構成/grape編集部]