「かまってほしがるから」と捨てられたウサギ 新しい飼い主にキスが止まらない By - grape編集部 公開:2019-01-26 更新:2019-01-26 ウサギ動物愛護動画 Share Post LINE はてな コメント 出典:pep.pete_the_fuzzy_bunnies 犬や猫と同様にペットとしてとても人気があるウサギ。ぬいぐるみのような可愛らしい外見はもちろん、ウサギ独特のしぐさは見ているだけで癒されるものです。 しかし実際に飼ってみてから、ウサギの世話が決して楽ではないことを知る人も多いといいます。 アメリカ・テキサス州で動物保護シェルターのボランティアをしているライアンさんも、ウサギの可愛らしさに魅せられた1人。彼女は数年前からウサギを飼い始め、大切に育てています。 そんなライアンさんはある日、シェルターに2匹の子ウサギが保護されたことを知り、すぐに会いに行ったのだそう。 ウェブメディア『The Dodo』によると、そのうちの1匹であるオスのピーターを見た時、彼女は心が痛んだといいます。なぜならピーターの体がとても小さく、爪も伸びきっていて、きちんと世話をされていなかったことが明らかだったからです。 View this post on Instagram Pepper + Peterさん(@pep.pete_the_fuzzy_bunnies)がシェアした投稿 – 2018年 5月月19日午前6時59分PDT ライアンさんはピーターを抱き上げて彼の爪を切り始めます。 すると、ピーターが彼女の手をペロペロとなめ始めたのです。 何年もウサギを飼っている彼女は「ウサギが人にキスをするのが好きだなんて知らなかった」と驚いたそうです。 View this post on Instagram Pepper + Peterさん(@pep.pete_the_fuzzy_bunnies)がシェアした投稿 – 2017年12月月15日午後1時43分PST またウサギは抱かれるのを嫌がる子が多いといわれますが、ピーターは大好きなのだそう。そんな彼の可愛さとフレンドリーな性格に、ライアンさんもびっくりしたといいます。 なぜこんなに愛らしいウサギが捨てられてしまったのか…実は彼のこの性格こそが理由だったのです。 前の飼い主はピーターが「愛情が豊かすぎて、常にかまってほしがるから」という理由でシェルターに連れてきたのだそう。 動物を飼う上であまりにも理不尽で無責任な飼育放棄の理由。それを知ったライアンさんはすぐにピーターを家族に迎えることに決めたということです。 View this post on Instagram Pepper + Peterさん(@pep.pete_the_fuzzy_bunnies)がシェアした投稿 – 2018年12月月20日午前5時59分PST View this post on Instagram Pepper + Peterさん(@pep.pete_the_fuzzy_bunnies)がシェアした投稿 – 2018年 8月月12日午後6時02分PDT View this post on Instagram Pepper + Peterさん(@pep.pete_the_fuzzy_bunnies)がシェアした投稿 – 2018年 5月月12日午後4時22分PDT ピーターは人間だけでなく、ほかの動物たちに対してもとても社交的なのだとか。ライアンさんの家の先住のウサギや犬たちとも仲よくなり、にぎやかに暮らしているそうです。 なおピーターと同時期に保護された別のウサギも、すぐに里親が見つかったということです。 ペットは飼い主に無償の愛と信頼を示してくれます。そんな彼らに、私たち人間もたっぷりの愛情を注いであげるべきです。 「愛情深いから」という理由で捨てられたピーターが、彼の愛にちゃんと応えてくれるライアンさんのような人に出会えてよかったですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 pep.pete_the_fuzzy_bunnies/The Dodo Share Post LINE はてな コメント
犬や猫と同様にペットとしてとても人気があるウサギ。ぬいぐるみのような可愛らしい外見はもちろん、ウサギ独特のしぐさは見ているだけで癒されるものです。
しかし実際に飼ってみてから、ウサギの世話が決して楽ではないことを知る人も多いといいます。
アメリカ・テキサス州で動物保護シェルターのボランティアをしているライアンさんも、ウサギの可愛らしさに魅せられた1人。彼女は数年前からウサギを飼い始め、大切に育てています。
そんなライアンさんはある日、シェルターに2匹の子ウサギが保護されたことを知り、すぐに会いに行ったのだそう。
ウェブメディア『The Dodo』によると、そのうちの1匹であるオスのピーターを見た時、彼女は心が痛んだといいます。なぜならピーターの体がとても小さく、爪も伸びきっていて、きちんと世話をされていなかったことが明らかだったからです。
ライアンさんはピーターを抱き上げて彼の爪を切り始めます。
すると、ピーターが彼女の手をペロペロとなめ始めたのです。
何年もウサギを飼っている彼女は「ウサギが人にキスをするのが好きだなんて知らなかった」と驚いたそうです。
またウサギは抱かれるのを嫌がる子が多いといわれますが、ピーターは大好きなのだそう。そんな彼の可愛さとフレンドリーな性格に、ライアンさんもびっくりしたといいます。
なぜこんなに愛らしいウサギが捨てられてしまったのか…実は彼のこの性格こそが理由だったのです。
前の飼い主はピーターが「愛情が豊かすぎて、常にかまってほしがるから」という理由でシェルターに連れてきたのだそう。
動物を飼う上であまりにも理不尽で無責任な飼育放棄の理由。それを知ったライアンさんはすぐにピーターを家族に迎えることに決めたということです。
ピーターは人間だけでなく、ほかの動物たちに対してもとても社交的なのだとか。ライアンさんの家の先住のウサギや犬たちとも仲よくなり、にぎやかに暮らしているそうです。
なおピーターと同時期に保護された別のウサギも、すぐに里親が見つかったということです。
ペットは飼い主に無償の愛と信頼を示してくれます。そんな彼らに、私たち人間もたっぷりの愛情を注いであげるべきです。
「愛情深いから」という理由で捨てられたピーターが、彼の愛にちゃんと応えてくれるライアンさんのような人に出会えてよかったですね。
[文・構成/grape編集部]