「かまってほしがるから」と捨てられたウサギ 新しい飼い主にキスが止まらない
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飼い主「裏に職人がいた」 回し車で遊ぶハムスターの姿に「前脚を鍛えている」「パワー」はりねずみ(@nsharinezumi)さんは、ある日、ペットのハムスターが暮らすケージ内の回し車が勝手に動いているのを目撃したといいます。 恐る恐る近づいてみたところ、予想外のトリックが待ち構えていました。
犬や猫と同様にペットとしてとても人気があるウサギ。ぬいぐるみのような可愛らしい外見はもちろん、ウサギ独特のしぐさは見ているだけで癒されるものです。
しかし実際に飼ってみてから、ウサギの世話が決して楽ではないことを知る人も多いといいます。
アメリカ・テキサス州で動物保護シェルターのボランティアをしているライアンさんも、ウサギの可愛らしさに魅せられた1人。彼女は数年前からウサギを飼い始め、大切に育てています。
そんなライアンさんはある日、シェルターに2匹の子ウサギが保護されたことを知り、すぐに会いに行ったのだそう。
ウェブメディア『The Dodo』によると、そのうちの1匹であるオスのピーターを見た時、彼女は心が痛んだといいます。なぜならピーターの体がとても小さく、爪も伸びきっていて、きちんと世話をされていなかったことが明らかだったからです。
ライアンさんはピーターを抱き上げて彼の爪を切り始めます。
すると、ピーターが彼女の手をペロペロとなめ始めたのです。
何年もウサギを飼っている彼女は「ウサギが人にキスをするのが好きだなんて知らなかった」と驚いたそうです。
またウサギは抱かれるのを嫌がる子が多いといわれますが、ピーターは大好きなのだそう。そんな彼の可愛さとフレンドリーな性格に、ライアンさんもびっくりしたといいます。
なぜこんなに愛らしいウサギが捨てられてしまったのか…実は彼のこの性格こそが理由だったのです。
前の飼い主はピーターが「愛情が豊かすぎて、常にかまってほしがるから」という理由でシェルターに連れてきたのだそう。
動物を飼う上であまりにも理不尽で無責任な飼育放棄の理由。それを知ったライアンさんはすぐにピーターを家族に迎えることに決めたということです。
ピーターは人間だけでなく、ほかの動物たちに対してもとても社交的なのだとか。ライアンさんの家の先住のウサギや犬たちとも仲よくなり、にぎやかに暮らしているそうです。
なおピーターと同時期に保護された別のウサギも、すぐに里親が見つかったということです。
ペットは飼い主に無償の愛と信頼を示してくれます。そんな彼らに、私たち人間もたっぷりの愛情を注いであげるべきです。
「愛情深いから」という理由で捨てられたピーターが、彼の愛にちゃんと応えてくれるライアンさんのような人に出会えてよかったですね。
[文・構成/grape編集部]