北海道女性は未婚率が高い!? 道産子が原因を考えてみたら…
公開: 更新:
エアコンをつけてるのに寒い… 企業が教える対策に「そうだったのか」冬に暖房を入れる際は、できるだけ効果的・効率的に部屋を暖めたいところですよね。とはいえ、暖房効果をアップさせるには具体的にどうすればいいのか、知らない人もいるでしょう。 本記事では、アイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリ...
ラップの芯は捨てないで! 玄関掃除に活用すると… 「便利」「ナイス裏技」玄関掃除で掃除機を使いたくても、衛生面が心配で使いにくいという人も多いかもしれません。そこでおすすめしたいのが、家にあるトイレットペーパーやラップの芯を使う方法です。掃除のプロが紹介する裏技をご紹介します。
東京在住、30代女性。どんどん友達が減る問題に直面しました。
「今夜は誰かと飲みに行きたい!」と急に友人を誘おうとします。
しかし、既婚者の同級生は、小さな子どもを抱えた子育て真っ盛りな人ばかり。たとえ独身でも、職場でそれなりの地位に就いているため、仕事を理由に誘いを断られる率が高いです。
悲しいかな、東京にいる友人とは、だんだん疎遠になっているのですが、私の実家、札幌の友人たちは事情が異なります。
実家に帰る度、仲の良い女性友達をご飯に誘うのですが、かなり高い確率でメンバー全員が揃います。
それもそのはず。私の友人は独身率100パーセント!
10代半ばで知り合って、かれこれ20年近い付き合いのなか、まさか誰も結婚していないとは…。
もちろん、私の友人たちがモテないという訳ではありません。みんな、それなりに恋愛はしてきたし、現在進行形の彼氏がいる人も多いです。(不倫ではなく。)
さらに話を聞くと、友人たちの周りでも、同世代では独身の女性が多いそうなんです。
女性の未婚率が全国で2位の北海道
「北海道は、独身女性が多い件」は、果たして私の周囲だけで起きていることなのでしょうか?
国立社会保障・人口問題研究所が発表している『人口統計資料集2018』にて、50歳の時に未婚である人の割合を示す『生涯未婚率』(45〜49歳の未婚率と、50~54歳の未婚率の平均)というデータが、都道府県別に発表されています。
男性の場合、トップは沖縄県で26.20パーセント、北海道は17位の23.48パーセントです。
しかし、女子の場合は、1位が東京で19.20パーセント、次いで、北海道が17.22パーセントの2位となります。
北海道・女性の独身率が多いことに関しては、経済的な理由や、北海道の男性は上京してしまう確率が高いなど、色々な要因が考えられているようですが、私は少し違った見方をしています。
マイペースな人が多い
道産子は、おおらかな人が多いと言われています。厳しい寒さの中で北海道を切り開いた開拓使のDNAがそうさせているのでしょうか。
道外の文化もすんなり受け止め、それを自分たちなりにアレンジして発信するのが上手なのも、この気質のためかと思っています。みそラーメンもスープカレーも、YOSAKOIソーランも、道外から渡ってきた文化のアレンジですしね。
寛容な反面、少しアバウトでマイペースなのも北海道人の特徴だと思います。周囲と比べて、悩んだり劣等感を感じたりするよりも、「自分は自分」と考えているので、「何歳までに絶対結婚!」と強く思う人が少ないのかもしれません。
ただ、北海道は離婚率も高いので、マイペースすぎるところもあるかもしれません。
結婚という形にとらわれていない
前述のマイペースに関連することですが、結婚に焦っていない人が多いように思います。(私の周囲限定かもしれませんが。)
恋人がいても、すぐに結婚を選ばず、じっくりと結婚に向かっているカップルが多い。私の北海道の親戚には、30代後半で結婚しているカップルが数組います。お互いの仕事や趣味などを大切にしながら、ゆっくりと歩み寄っていく。そんなイメージです。
最後に…
今回は北海道女性の未婚率の原因について、友人たちとの比較や、個人的な観点から考えてみました。
北海道女性は、マイペースですが、自立心もあって、男性に依存しない方も多いと思います。だから、めんどくさい恋愛に発展することも少なめです。そんな、北海道女性が私は大好きです(笑)
ちなみに私は、結婚が全てではないと思っています。今は、色々な形の恋愛がありますし、他人と比べて、焦りで結婚するのが、一番悲しい結末を生むのではないでしょうか。
熟慮せず結婚を決意した結果、お互いの精神の幼さから上手くいかなくなってしまったカップルも沢山います。
ただ、もしパートナーを見つけて、家庭を築くことを希望する男性の皆さんは、仕事も趣味も頑張る、活き活きとした北海道女性に目を向けるという選択は、いかがでしょうか?
八木志芳(やぎ しほ)
大学卒業後、IT企業・レコード会社を経て、福島県のラジオ局にてアナウンサー・ディレクターとしてのキャリアをスタート。2017年11月にフリーのラジオパーソナリティー・ナレーターとなり、同時にライターとしての活動も始める。アナウンサー・ライターとしてこれまでにインタビューしてきた人数は500人以上。F.Factory Japan所属。Twitter:@ShihoYagi