ウーバーに乗った男性 運転手から渡された『乗車メニュー』に感動
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アメリカのウーバー・テクノロジーズが運営する配車サービス『UBER(ウーバー)』。スマートフォンのアプリから簡単に車を手配できるウーバーは、いまや世界中で利用されています。
ウーバーの特徴の1つが、一般のドライバーが自家用車を使ってサービスを提供しているということ。
また乗車後に運転手と乗客がそれぞれ評価をつけられる仕組みになっているため、運転手によっては乗客の満足度をあげるために、あらゆる工夫をしていることがあります。
Twitterユーザーのルイさんはある日、ウーバーを利用しました。手配した車に乗り込むと、運転手から『ライドメニュー』というものを渡されたのだそう。
ジョージ:ウーバードライバー
乗車メニュー
『スタンド・アップ』
私があなたに(少なくとも私にとって)面白い話をします。刑務所での出来事から私がこれまでにやらかした失態まで。
あなたの体に恋人の名前のタトゥーを入れないように。絶対に。
『サイレント(無言の)・ライド』
『セラピー・ライド』
何か気がかりなことがありますか?
気分を楽にする手助けをさせてください。私に話してください。
『クリーピー・ライド』
私は何も話しません。ただ時々ミラー越しにあなたのことをチラッと見ます。気味の悪い人たちがするように。
『ルード・ライド』
私ができる限り失礼な態度をとります。
好みの乗車メニューを選べる仕組み
運転手のジョージさんから渡されたのは『乗車中にどのように過ごしたいかを選べるメニュー』!
この時、ちょっと気分が落ち込んでいたというルイさんは『セラピー・ライド』を選んだそうです。
ジョージさんのユニークなアイデアに感動したルイさんはこの出来事をTwitterに投稿。すると瞬く間に拡散され、「私の心の健康のために、毎回『セラピーライド』を選ばなくちゃ」「刑務所の話が聞きたい」などたくさんのコメントが寄せられます。
そして翌日、この投稿がきっかけでジョージさん本人のTwitterが見つかったのです。ルイさんは大喜び!
タクシーやウーバーなどに乗車する時、運転手と会話をしたい人もいれば、静かに過ごしたい人もいるでしょう。
しかし自分の希望に反して、運転手とのコミュニケーションがうまくいかなかった場合、車内での時間はストレスになってしまいます。
そんな乗客のニーズに見事に答えてくれる、ジョージさんのユニークな『乗車メニュー』。
乗客も運転手も、みんなが心地よく過ごすためにぜひとも広まってほしいアイディアですね。
[文・構成/grape編集部]