「保育園はお散歩を控えるべき?」 Twitterで公開された漫画にハッとする
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行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

行政「絶対に食べないで」 5月から増える注意喚起に「知らなかった」「家族に伝える!」毎年5月頃から被害が増加。行政や自治体が注意を呼び掛けています。
2019年5月8日、大津市で保育園児らの列に車が突っ込む事故が発生し、園児2名の尊い命が失われました。
事故に巻き込まれた園児が通う保育園には、園庭がないため、日常的に近くの公園まで散歩をしていたそうです。
散歩中に起こってしまった痛ましい事故。Twitter上で「♯保育士さんありがとう」のハッシュタグをつけた投稿が急増するなど、保育士や保育現場を励ます声が拡がりました。
『#保育士さんありがとう』の投稿が続々 大津市の事故を受け、感謝の輪が広がる
一方で「散歩を控えるべき」「園庭のない保育園に通わせないほうがいい」といった声も上がっており、今回の事故を受けて散歩や外遊びを自粛する園も出てきているそうです。
保育園のお散歩は必要なの?
そんな中、保育園に1歳の息子を通わせる、あすか@息子氏(@ateliersmile905)さんが投稿した漫画がネット上で反響を呼んでいます。
その漫画がこちらです。
保育園での散歩を通して、さまざまなことを吸収していた息子さん。
バギーに乗っている小さな子どもでも、外に出ることで視野が広がり、肌に感じる新鮮な空気や、風景からたくさんの刺激を受けています。
散歩や外遊びは、食事や睡眠と同じように、子どもの健やかな成長にとって大切なものなのだと、改めて気付かされますね。
漫画を読んだ人たちからは、たくさんのコメントが寄せられました。
・我が子もバギーに乗ってお散歩をしていた。季節の草花を先生が教えてくれたおかげで、いまではお花が大好き。
・本当にその通り。今回の事故で園児のお散歩がなくなってしまったらとても悲しい。
・散歩を通して交通ルールも学んでいる。散歩をなくすことは、子どもの学ぶ機会を奪うことになる。
・保育士さんたちの気遣いあってこその散歩。感謝してもしきれない。
「危ないから散歩をやめさせる」のではなく、子どもたちが安全に散歩を楽しめるようにするにはどうしたらいいのか…社会全体で真剣に考えていくべきなのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]