「なぜ、被害者ばかり…」 痴漢にあった友人の言葉に、ハッとする
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不審な訪問者に狙われた1人暮らしの女性 ある一言で撃退!夜中の11時に、水道業者を名乗る人物から電話がかかってきた投稿者さん。押し問答の末、撃退した一言とは…?

若手の名前を聞いた工事作業員 『一言』に「電車で吹き出した」「あるある」大阪府内の、ある工務店の日常を漫画で描いている、『工務店の日報』のInstagramアカウント(komuten_no_nippo)は、昨今増えているという『ある事例』について紹介。同店では、若い作業員が増加するとともに、今まではあまり考えられなかったことが起こるようになったといいます。
- 出典
- @omoti194
男性に比べて力が弱く、犯罪の標的になりやすい女性は、日ごろからさまざまな警戒を呼びかけられています。
犯罪に巻き込まれてしまった時に、第三者から「もっと気を付けるべきだった」などといわれ、傷ついた経験がある人も少なくないでしょう。
なぜ被害者ばかり
ある日、友人の女性から電話を受けたもちぎ(@omoti194)さん。
女性は痴漢の被害をきっかけに、身を守るためボクシングを始めたのだそうです。
そして、もちぎさんに『ある想い』を発信してほしいと語りました。
なんでやられる側が、こんなにコストをかけなきゃなんないんだろうね。
「被害者側が、本来ならば必要ないはずのお金や時間を使わなくてはならない」という理不尽さを語った友人。
このような状況は、女性への犯罪に限らず、学校や職場でのいじめなどさまざまな場面で起こっています。
時には、受けた心の傷のために日常生活にまで支障をきたしてしまう場合もあるでしょう。
漫画を見た人たちからも、数多くのコメントが寄せられました。
・自衛のために、なぜ被害者ばかりがお金をかけなきゃだめなんだろうと悲しくなる。
・よく考えれば、弱者ばかりがお金をかけて対策する社会っておかしい。
・盗撮にあった時、周りから「もっと気を付けて」「そんな短いスカートを履いてるから」といわれずっとモヤモヤしていた。
・弱者のほうが背負わされるものが大きい。弱者が救われる世の中になってほしい。
被害者側ばかりに対策を呼びかけるのでなく、被害者の心のケアや、犯罪そのものを減らすための方法を、社会全体で真剣に考えていく必要があるのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]