「心頭滅すれば」 山伏がホラ貝を使って…? 『ロゴマーク』に反響
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街中で見かける『Free Wi-Fi』のロゴマーク。
酒徒吉風(@syutoyoshikaze)さんがTwitter上に投稿した、一風変わったロゴマークの写真が話題になっています。
山形県鶴岡市にある『いでは文化記念館』で撮影された1枚が、こちら。
Wi-Fiを飛ばしているのは、山中で修行をする修験道の行者『山伏』!
ホラ貝と『Wi-Fiマーク』が見事にマッチしたデザインに、クスッとさせられますね。
投稿を見た人たちからは、次のようなコメントが寄せられました。
・心頭滅すればWi-Fiも通ず、なんですね。
・粋だなぁ。デザイナーは天才です!
・21世紀の山伏はWi-Fiも使うんですね。
『いでは文化記念館』は、山伏修行が行われる出羽三山の歴史と文化遺産を展示している施設です。
こちらのマークについて、施設を管理する『羽黒町観光協会』に話を聞いてみました。
『ホラ貝Wi-fi』について聞いてみた
――デザインを考案したのは。
羽黒町観光協会の職員です。
――ひと工夫あるデザインにした意図は。
ここ羽黒山は、古くから山伏たちが修行をする修験道の霊山として知られています。
そのため羽黒山のご当地らしさを出す意味で、山伏のデザインにしました。
――Twitter上での評判について。
まさかそうした反応をいただけるとは思わなかったので、驚きました。
目にとめてもらえるデザインであったのなら嬉しいです。
また、羽黒山を知らない人にも、知っていただくきっかけになればと思います。
ちなみに、投稿者さんはこの『ホラ貝Wi-fi』のおかげで、とても快適にすごせたそうです!
ほかにも香川県では『うどん』、三重県では『ハマグリ』からWi-Fiが飛んでいるなど、地域によってさまざまな『Wi-Fiマーク』が目撃されています。
ご当地ならではのデザインを探してみるのも、楽しいかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]