「牛乳もらいました」 火災から家を守った消防士が残したメモに称賛の声
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「笑った」「さすがに勝手すぎる」 休業日を知らせる貼り紙にツッコミ続出!2025年1月3日、Macky_chorus(@DomineDeus31415)さんがXに投稿した、貼り紙の内容にツッコミを入れる人が続出しています。写っていたのは、投稿者さんのおじが働いている不動産事務所に掲示されていた貼り紙。そこには新年の挨拶とともに、年末年始の休業日が記されていたのですが…。
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オーストラリア東部と南東部では2019年11月8日から9日にかけて、100か所以上で森林火災が相次いで発生しました。火災は19日現在も終息しておらず、消火活動が続けられています。
ニューサウスウェールズ州に住むポール・セクファイさんは、自宅に火の手が迫り、避難を余儀なくされました。
その後、消防隊員による必死の消火活動のおかげで、ポールさんの自宅は火災による損傷は受けたものの焼失を免れました。
消火活動の後で自宅に戻ったポールさんは、キッチンに1枚のメモが置かれているのに気が付きます。
あなたの家を守れて嬉しいです。物置を守れなかったのは残念です。
追伸:牛乳少しもらいました。
海外メディア『CNN』によると、このメモを書いたのは消防士のケイル・ハーディーポーターさん。ケイルさんを含む消防チームはこの時、『想像を超えるほどの煙と熱』を前にできる限りポールさんの家を火の手から守ろうとしていました。
そこで彼らはポールさんの自宅の中に入り、冷蔵庫を開けて牛乳を少し飲んだといいます。なぜなら消防士たちはその日、昼頃から何も飲食をしていなかったのです。
そしてようやく火災が過ぎ去った後、その場を離れる前にケイルさんは、自宅に戻ってきたポールさんが見つけられるようにメモを残したのだそう。
ポールさんは自宅を守ってくれた消防士たちに感謝の気持ちを込めて、このメモの写真をTwitterに投稿。するとたちまち拡散され、消防士たちの健闘を称えるコメントが続々と寄せられました。
・彼らは勇士だ。それに牛乳を飲んだことをわざわざ知らせるなんて、とても正直だね。
・なんてマナーのいい消防士さんたちなのかしら!
・彼らにビールをごちそうしてあげてくれ!
ポールさんが『CNN』に語ったところによると、消防士たちは牛乳に加えてチーズとピーナッツバターも食べていたのだとか。しかし彼はまったく気にしていないそうで、「牛乳の代金なんていらない。ビールを数ケース届けたいくらいだ」と話しています。
今回の大規模火災はオーストラリアに壊滅的な被害をもたらしています。消防士たちは文字通り、休むこともままならない状態で必死の消火活動をしています。
そんな状況でも「牛乳をもらったこと」をきちんと告げていくという素晴らしいマナーを見せたケイルさんには称賛しかありませんね。
[文・構成/grape編集部]