『高齢者と暮らす人間からのお願い』に共感の声 高齢者と話す時は…
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高齢者と暮らしている、ぬえ(@yosinotennin)さんがTwitterにあるお願いを投稿。その内容が反響をよんでいます。
静かに落胆する姿を見るのがツラい
病院などで契約の説明を受ける際、ぬえさんが高齢者の付き添いをすると、高齢者本人に関わる話であっても、相手は高齢者ではなくぬえさんに向かって話してくるというのです。
説明する人は、「高齢者にいっても伝わらないかもしれない」と思うのかもしれません。
しかし、そのような行動をされたあと高齢者は「老いて相手にされない」と静かに落胆するといいます。ぬえさんは「その姿を見るのがつらくて切ない」と吐露しました。
また、ぬえさんは「家庭内で高齢者の尊厳を傷つけないように気を配っても、一歩外に出れば家族で共有している配慮がすべて砕かれてしまう」と社会全体での高齢者に対する配慮について、気持ちをあらわにしています。
この投稿にさまざまなコメントが寄せられていました。
・母は「自分に話してくれないから」といって付き添いを嫌うようになってしまいました。
・とてもよく分かる。本人に話してないと思って、聞く耳さえ持たなくなってしまう。
・銀行で働いていますが、本人に話していても娘や息子が割り込んで本人の意思を聞かないケースも多いです。
・障がい者にも同じことがいえると思う。当事者に向かって話してほしい。
耳が遠かったり、認知症だったりするとコミュニケーションがスムーズに取れないことも多いでしょう。高齢者との接点が少ないと、対応の仕方に慣れず難しいかもしれません。
しかし、「老いて相手にされない」と自覚した時の高齢者の気持ちは想像以上に切ないもののはずです。
高齢者が当事者の場合、本人に向かって話をするよう心掛けたいですね。
[文・構成/grape編集部]