「イギリスは盗んだもので出来ている」 英・子供番組の『自虐ソング』が、痛烈
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※写真はイメージ

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- 出典
- @cbbc
イギリスがEUを離脱した2020年1月31日、イギリス国営放送『BBC』の子供チャンネル『CBBC』はTwitterアカウントにある動画を投稿。その内容が反響を呼んでいます。
動画に登場するのは、イギリスが世界各地を植民地化し、繁栄を極めた大英帝国時代に治世したヴィクトリア女王と、その執事。
ヴィクトリア女王は執事に「イギリスの紅茶をいれて」と命じますが…。
歌詞の和訳は以下の通り。
つ、痛烈すぎる…!
こちらはCBBCの人気のシリーズ、『ひどい歴史(Horrible Histories)』で過去に放送された歴史ソングで、その名も『イギリスのもの(British things)』。
『ひどい歴史』シリーズでは、世界史をブラックユーモアを交えて紹介しており、歴史が苦手な子供たちも分かりやすく学べるとして人気なのだとか。
今回の動画投稿には、イギリスのEU離脱への批判、排他主義的ともいわれる現政権に対しての皮肉が込められているともいわれています。
ネット上では「腹立つ」「BBCの視聴料はもう払わない」といった怒りの声が上がる一方で、イギリスらしいブラックユーモアを称賛するコメントも多く寄せられました。
・素晴らしい番組。イギリスの歴史をちゃんと教えてる。
・これぞ、英国ユーモアの真骨頂。
・おもしろすぎる。誇ってるのか自虐なのか…。イギリス最高です。
・こうして自国を皮肉れるのも、根底に確固たる誇りがあるからこそ。
「自国特有」「自国独自の」といわれているものでも、歴史を紐解くと海外にルーツがあったというのは、よくあること。
自国の文化を手放しに称賛するのでなく、負の歴史も含めて受け止めるのは、大切なことでしょう。
[文・構成/grape編集部]