コロナ集団感染の豪華客船 乗客に配布された『メッセージ』に、グッとくる
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※ 写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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2020年2月11日現在、世界中で感染が広まりつつある『新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)』。
日本でも、同月3日に横浜港に到着したクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス号』で、船内での集団感染が発生したことを受け、海上での検疫を実施しています。
『ダイヤモンド・プリンセス号』全乗客の旅行代金が無料に!
同月9日、今回の事態を受けて『ダイヤモンド・プリンセス号』を運航しているクルーズ会社『プリンセス・クルーズ』は、旅行代金を全乗客に全額払い戻し、無料にすることを明かしました。
産経ニュースによると、船内の客室で待機している乗客に対し、スタッフは『プリンセス・クルーズ』のジャン・スワーツ社長からのメッセージを配布。
そこには、今回の事態への細かな対処方法はもちろん、乗客が感じているであろうストレスへの配慮もつづられていたといいます。
『プリンセス・クルーズ』は、クルーズにかかった旅行代金だけでなく、航空費やホテル宿泊費、送迎料金、オプションの寄港地での観光ツアーなども含め、今回の旅行で乗客が支払ったすべての代金を全額払い戻すことを約束しています。
また、検疫のために船内で過ごす待機期間中の費用も請求しないとのことです。
『プリンセス・クルーズ』の発表に対し、ネット上では称賛の声が上がっています。
・素晴らしい!
・真摯な対応が信頼できる。
・ある意味、クルーズ会社側も被害者だろうに…。本当に乗客のことを想っての英断だと思う。
厚生労働省によると、同月11日現在、クルーズ船で感染が確認されたのは135人。感染が発覚した人は医療機関に搬送されていますが、残る乗客は潜伏期間を考慮し、14日間の船内待機を余儀なくされています。
感染の恐怖におびえながら、慣れない船上での生活は、心身ともに大きなストレスでしょう。
乗客をおもんぱかり、『プリンセス・クルーズ』がくだした英断は、多くの乗客やその家族の心を軽くしたに違いありませんね。
[文・構成/grape編集部]