小田原城の『休館のお知らせ』 ポスターの言葉がかっこよすぎて大好評
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※写真はイメージ

トイレから戻ったら、カーテンレールにいたのは… 目にした光景に、ゾットルクメニアンワシミミズクの鼓珀(こはく)さんと暮らす飼い主(@SiO2_ORio)さんが、Xに投稿した1枚に、戦慄する人が続出しています。ネットをざわつかせた衝撃の1枚とは…?

飼い主「ごめんよ」 トリミング後のお迎えが、遅くなってしまい?「笑った」「舌打ちしてそう」ある日、トリミングのために預けていた、ポメラニアンのハヌルくんを迎えに行った、飼い主(haneulstory___)さん。 しかし、この日は直前まで買い物をしていたため、普段よりも30分ほど遅れてしまったそうで…。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、緊急事態宣言の解除まで多くの施設が休業していた日本。
神奈川県にある小田原城址公園も、長らく休館・休園をしていました。
2020年5月20日には、小田原市のFacebookが『小田原城址公園からのお知らせ』としてポスターを投稿。
同年6月1日に開館・開園するまで、もうしばらく待っていてほしいことを告げているのですが、「表現が秀逸」と注目を集めました。
休館を『籠城(ろうじょう)戦』と表現しています…!
豊臣秀吉の軍勢に攻められた際、小田原北条氏は守備を固めた状態で城内に立てこもり、3か月間応戦。その時とコロナウイルスに攻められている人類の今をなぞらえて、『籠城戦』と表現したのでしょう。
ポスター右端に書かれている、『長陣、苦労察入候共、此節少も油断有間敷事(長期戦で大変だが、今は気を緩めないようにしよう)』という北条氏直の言葉も胸にしみます。
こちらのポスターはネット上でたちまち評判となり、「めっちゃいいポスター」「今回は絶対に負けないぞ!」などの声が上がっています。
市の投稿によると、6月1日に開館・開園になっても、感染拡大防止の観点から『小田原城NINJA館(歴史見聞館)』と『こども遊園地』は引き続き休館・休園。開館・開園する施設についても一部利用の制限を行うとのことです。
また、当分の間は県外からの来場は遠慮してほしいとのこと。
感染の心配がなくなり、以前通りの小田原城を眺められる日が早く来るといいですね。
[文・構成/grape編集部]