学校の教師が非常時にも関わらず?『マスクの色問題』を教育委員長が一刀両断
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※写真はイメージ

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- 出典
- 教育長ブログ
2019年12月より、世界的に流行している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。日本でも感染者が増加していることからマスクの需要が高まり、入手困難な状況が続いています。
そのため「マスクならもはやなんでもいい」という思いから、デザインを問わずに購入する人も多いようです。
また、布で手製のマスクを作り急場をしのぐ家庭も。不要な布で作るため、物によってはカラフルなマスクになるでしょう。
非常時を乗り切ろうと人々が工夫を凝らしているさなか、ある教師の発言がネット上に投稿され、問題視されています。
教師の発言に疑問の声が続々
「白色のマスク以外はダメ」と、子どもが学校の教師にいわれた。
コロナウイルスの流行とともに、そんな投稿がTwitterで散見されるようになりました。
白色のマスクが手に入らなかったため、仕方なくほかの色のマスクを着けていった子供が、教師から注意を受けたという報告が相次いでいるのです。
「青色や黒色などのマスクは不良が着けているイメージ」という意見もあるため、一部の教師には「学校では清潔な印象の白色のマスクを着けるべき」という考えがあるのかもしれません。
しかし、非常時ではそうもいっていられないでしょう。マスク自体が入手困難な時に、色を指定されては着けられない子供も出てきてしまいます。
状況に適していない『謎ルール』に、ネット上では非難の声が上がっていました。
熊本市教育長の通知に反響
状況を受け、熊本市教育委員会教育長の遠藤洋路さんがマスクの色について市内の各学校に通知。次のように強い表現で要請したことをブログで報告しています。
熊本市内でも、コロナウイルスの感染者が確認されています。感染者を増やさないためにも、状況に適した対応が必要だと遠藤さんは考えたのでしょう。
【ネットの声】
・手作りの布マスクだって白色縛りはキツイ。
・この状況で学校はよく色指定しようと思うよね。ありえない!
・「それ、変なルールですよ」と上の立場の人から指摘されないと気付かない人はいる。すばらしい対応。
マスクを着用したとしても、必ずしもコロナウイルスの感染が防げるわけではありません。
ですが、「少しでも我が子の感染リスクを減らしたい」という親の愛情を子どもから奪い、危険にさらすのはあってはならないこと。
学校側が非常時に適した判断を下してくれることを人々は望んでいます。
[文・構成/grape編集部]