お金がなくてドレスが買えない 妹のために兄が手作りしたドレスが美しすぎる By - grape編集部 公開:2020-03-04 更新:2020-03-04 いい話 Share Post LINE はてな コメント 出典:Maverick Francisco Oyao 中学校や高校で学年の最後に開催されるフォーマルなダンスパーティー『プロム』。日本ではなじみがありませんが、外国では学生たちが楽しみにしている行事の1つです。 フィリピンの中学校に通うルーさんもプロムを心待ちにしていました。しかしそんな彼女にはある問題がありました。 ルーさんの家では経済的な理由から、プロムに着ていくドレスを買うことができなかったのです。 プロムに参加したい!妹のために兄が立ち上がる 女の子にとってプロムの楽しみの1つは華やかなドレスを身にまとうこと。 ルーさんはその夢が諦められず、兄のマーベリックさんに「どうしてもプロムに参加したいの!」といい続けていました。 マーベリックさんは妹を不憫に思いながらも、「どこかで安くドレスをレンタルできるところがあればいいけど、それが無理なら仕方ない」と伝えたといいます。 数日後、ルーさんはマーベリックさんに再び「やっぱりプロムに参加したい」と伝えてきます。 しかしドレスを安く手に入れる方法は見つかりません。そこで彼はあるアイディアを思い付きます。 僕がドレスを作ってあげるしかない マーベリックさんはYouTubeやGoogleでさまざまなデザインのドレスを探し始めます。 その中で彼の目に留まったのは、フィリピンのファッションデザイナー『Michael Cinco』の春夏コレクション。 デザインはこれに決まりだ ドレスのコンセプトを得た彼は、さっそく材料を買って制作に取り掛かりました。 eto resulta ng paulit ulit kong pag browse sa mga gawa ni michael cinco 😂Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 eto yung 1st day ko na kabado di alam kung pano simulan 😂Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 ewan ko pero ang saya ko na nito pagkatapos kong ma cut ang 9 pairs kaso simula palang pala ng madugong gawain pero laban lang lab ko kapatid ko eh 😊Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 so eto na nagsimula na yung madugong detalye 😭 White Satin Ribbon na 1/2 inch po yung size yan po ginamit ko sa pag gawa…Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 detailed flowers para sa accent ng skirt. Work work 😂 Actually plastic flower po yan siya yung ginagamit sa pang decor…Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 I painted it as ombré blue to fit in sa color pallet po ng lower part ng dress. Na alala ko 1:00 am nato eh pero kayod lang para sa kapatid ko 😊Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 final details per cut of panel skirt wala na akong ibang ma isip na patern ehPosted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 無地の青い布に白いテープや花などを装飾。さらに白いビスチェは手作業で青く塗っていくなど細かいディテールにも決して手を抜きません。 マーベリックさんはプロムに間に合わせるため、何日間にもわたって寝る間も惜しんで作業をし続けました。 そして2020年2月14日、ついに完成したドレスを着たルーさんの姿がこちらです! February 14, 2020. A day na di ko makakalimutan. I even cried with joy kasi nga paid of yung sleepless nights at pagod…Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 with her friend. Masayang masaya ako kasi ang saya ng kapatid ko 😭Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 pagod na to siya dito kaya pina upo ko muna 😊Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 まるでディズニー映画に出てくるプリンセスのよう! マーベリックさんがこのドレスの写真をFacebookに投稿すると大反響! 妹思いの彼の優しさや才能を絶賛するコメントが相次いでいます。 ・あなたは才能がある!ファッションデザイナーになるべきよ。 ・なんて愛情にあふれた優しいお兄さん。 ・創造的なデザイン。妹さんはプリンセスになった気分だったでしょうね。 自分が作ったドレスを着たルーさんの写真に、マーベリックさん自身も感激の思いをつづっています。 2020年2月14日。僕はこの日を決して忘れないだろう。嬉しくて泣きそうだ。 へとへとに疲れながら何日も眠れない日が続いたけど、喜んでいる妹を見て僕も幸せだよ。 Maverick Francisco Oyao ーより引用(和訳) and syempre nagpicture din kame ehehe the loving kuya and the happy bunso 😍💯Posted by Maverick Francisco Oyao on Friday, February 14, 2020 もし自分の姉妹が同じような状況になったとしても、「ドレスを作ろう」という発想が浮かぶ人はなかなかいないのではないでしょうか。 妹のために世界に1つだけのユニークなドレスを作ったマーベリックさん。 隠れた才能を発揮した彼はもしかすると将来、世界的に活躍するファッションデザイナーになるかもしれませんね! [文・構成/grape編集部] 出典 Maverick Francisco Oyao Share Post LINE はてな コメント
中学校や高校で学年の最後に開催されるフォーマルなダンスパーティー『プロム』。日本ではなじみがありませんが、外国では学生たちが楽しみにしている行事の1つです。
フィリピンの中学校に通うルーさんもプロムを心待ちにしていました。しかしそんな彼女にはある問題がありました。
ルーさんの家では経済的な理由から、プロムに着ていくドレスを買うことができなかったのです。
プロムに参加したい!妹のために兄が立ち上がる
女の子にとってプロムの楽しみの1つは華やかなドレスを身にまとうこと。
ルーさんはその夢が諦められず、兄のマーベリックさんに「どうしてもプロムに参加したいの!」といい続けていました。
マーベリックさんは妹を不憫に思いながらも、「どこかで安くドレスをレンタルできるところがあればいいけど、それが無理なら仕方ない」と伝えたといいます。
数日後、ルーさんはマーベリックさんに再び「やっぱりプロムに参加したい」と伝えてきます。
しかしドレスを安く手に入れる方法は見つかりません。そこで彼はあるアイディアを思い付きます。
僕がドレスを作ってあげるしかない
マーベリックさんはYouTubeやGoogleでさまざまなデザインのドレスを探し始めます。
その中で彼の目に留まったのは、フィリピンのファッションデザイナー『Michael Cinco』の春夏コレクション。
デザインはこれに決まりだ
ドレスのコンセプトを得た彼は、さっそく材料を買って制作に取り掛かりました。
無地の青い布に白いテープや花などを装飾。さらに白いビスチェは手作業で青く塗っていくなど細かいディテールにも決して手を抜きません。
マーベリックさんはプロムに間に合わせるため、何日間にもわたって寝る間も惜しんで作業をし続けました。
そして2020年2月14日、ついに完成したドレスを着たルーさんの姿がこちらです!
まるでディズニー映画に出てくるプリンセスのよう!
マーベリックさんがこのドレスの写真をFacebookに投稿すると大反響!
妹思いの彼の優しさや才能を絶賛するコメントが相次いでいます。
・あなたは才能がある!ファッションデザイナーになるべきよ。
・なんて愛情にあふれた優しいお兄さん。
・創造的なデザイン。妹さんはプリンセスになった気分だったでしょうね。
自分が作ったドレスを着たルーさんの写真に、マーベリックさん自身も感激の思いをつづっています。
もし自分の姉妹が同じような状況になったとしても、「ドレスを作ろう」という発想が浮かぶ人はなかなかいないのではないでしょうか。
妹のために世界に1つだけのユニークなドレスを作ったマーベリックさん。
隠れた才能を発揮した彼はもしかすると将来、世界的に活躍するファッションデザイナーになるかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]