『精霊馬』の作り方と飾り方 お盆に欠かせないナスとキュウリの意味も解説
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お盆が近づくと各地で見られる、ナスやキュウリで作った馬や牛たち。名前を精霊馬といい、読み方は『しょうりょううま』です。
精霊馬の作り方や飾る場所、見ているだけで楽しくなってしまう面白い作品など、さまざまな情報を紹介します!
精霊馬とは何? どこに飾るの? 期間は?
『精霊馬』は、霊魂があの世とこの世を行き来する時に使う乗り物と考えられています。
先祖の魂が「早く帰って来ますように」という願いを込めてキュウリで足の速い馬を作り、「ゆっくりと帰りますように」という想いからナスで足の遅い牛を作るのだとか。
キュウリが馬、ナスが牛という組み合わせは、それぞれの野菜の形や重さが動物のイメージと重なったためとも言われています。
飾る期間は、お盆の時期。地域によって違いますが、7月か8月の15日を中心とした数日間に飾ります。
お盆の初日に馬を向かい入れる向きで置き、最終日には牛を送り出す向きに変える家庭もあるようです。
飾る場所は、基本的には精霊棚(しょうりょうだな。盆棚とも呼ぶ)という、先祖の霊が滞在する専用の棚です。
精霊棚のイメージイラスト
しかし、これも地域や宗派によって違い、玄関先に置く人もいるなど、さまざまなようです。
精霊棚を用意するのが難しい場合でも、手を合わせる場所の近くに置けば気持ちは十分に伝わるでしょう。
精霊馬の作り方は?
精霊馬の作り方は、いたってシンプル。割りばしをカッターなどで切り、キュウリやナスに刺すだけ。
4本の足になるよう等間隔に刺すと、馬や牛らしいバランスに仕上がります。
野菜のサイズが小さい場合は、割りばしの代わりに竹串やようじを刺す人もいるようです。
子どもと一緒に作れば、先祖への思いを伝える良い機会にもなるでしょう。
精霊馬の処分方法は?
お盆が終わったあとの精霊馬は、川や海に流すのが伝統的な方法とされています。近年は環境への配慮から、お塩で清めてから白紙に包んでゴミとして処分する家庭も多いようです。
斬新な精霊馬が面白い!
近年では、斬新な精霊馬を作って楽しむ人も多いようです。
亡くなった祖父が車好きだったため、ナスやキュウリで車をかたどった人もいました。
車好きだった祖父のための『精霊馬』 クオリティの高さに驚嘆!
「先祖には、かっこよくいてほしい」と考え、ドラゴンの精霊馬を作った人も。
「ご先祖様、コレに乗るのか…」 斬新すぎる精霊馬に「最高」の声が続々!
ほかに、アニメが好きだった弟のためにガンダムや、漫画・アニメ『ONE PIECE』の海賊船を作った女性もいます。
弟想いの姉が作った精霊馬 『背景』を知った後、もう一度見ると?
さらに、精霊馬のクオリティを極限まで高めた作品がツイッターで公開されたこともありました。
『精霊馬』のアレのクオリティを限界まで上げた結果 「これはテンション爆上げ」
多くの人が「亡くなった人のことを考えながら」という姿勢を持ちつつ、思い思いにユニークな精霊馬を生み出しているようです。
形は違っても、故人を大切に思う気持ちが込められているという点では、どの作品も同じですね。
精霊馬で大切な人を迎えてみては
精霊馬が飾られている場面を見たことがあっても、自身で作ったことがない人も多いのではないでしょうか。
近年では、故人のことを大切に思う心を持った上で、自由に精霊馬を作っている人が多いようです。
亡くなった人に思いをはせつつ、自分なりの精霊馬を作ってみてもいいかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]