「困っていそうな時は『大丈夫?』ではなくて…」 女性の気付きに、ハッ
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
2児の母親であるさざなみ(@3MshXcteuuT241U)さんは、数年前に体験した出来事を漫画に描き、Twitterに投稿。
またたく間に拡散され、2万件の『いいね』が集まるなど、反響が上がっています。
ショッピングモールでの出来事
当時、さざなみさんは、ショッピングモールの一角にたたずむ、小学低学年くらいの女の子を見かけました。
その後、用事を済ませて戻ると、女の子は同じ場所に居続けていたといいます。
さざなみさんが迷いながらも声をかけると…。
用事を済ませる間、娘さんを見てくれていた母親と合流したさざなみさんは、先程の女の子が同じ場所に戻ってきていたのを見かけます。
母親に事情を説明すると、「ちょっとおせっかいしてこよう」と話しかけにいきました。
「もしかして、あなた困ってる?」
すると、女の子は涙を浮かべて「困っている」と返答したのです。
その後、インフォメーションセンターに向かい事なきを得ましたが、自分の時と母親の時で女の子の返答が違うことに、さざなみさんは困惑したといいます。
子供が困った状況に陥ると…?
さざなみさんはショッピングモールでの体験から、困った状況に陥った子供の心境を考察し、次のように描きました。
自分の陥った状況を正しく判断できない子供は、「大丈夫か」と聞かれると、「大丈夫」と返してしまう可能性があるのではないかと考察したさざなみさん。
そのため、本当に困った時、他人へ助けを求められるようにするためにも、子供には困っているかどうかの問いかけが使えるのではないかといいます。
漫画には、さまざまなコメントが寄せられました。
・同じような体験があるので、さざなみさんの解釈に納得しました。「困っていますか?」という問いかけを、積極的に使っていこうと思います。
・ハッとさせられました。育児だけではなく、体調が悪そうな人など、さまざまな場面に通じそう…。
・私は困っていそうな人に「何かお手伝いできることはありますか?」と聞くと、スムーズに答えてくれたことがあったな。
老若男女問わず、困っている人を見かけると、つい「大丈夫ですか」と声を掛けてしまいがちです。
しかし、人によってはそういわれると、大丈夫ではなくても「大丈夫」と答えてしまうことも。
困っている人に手を差し伸べたい場合は、その場の状況に応じて相手が返答しやすい言葉を選ぶのはもちろん、聞かれた側は正しく自分の状況を整理し、必要であれば助けを求めることが重要だといえそうです。
声がけを工夫することで、人と人との助け合いの輪が広がるといいですね。
[文・構成/grape編集部]