ニュースは『事実』しか伝えない 看護師が描いた医療現場の闇に、共感の声続出
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餅を食べる前に… 消防本部の呼びかけに「盲点でした」「気を付けます」山形県新庄市にある最上広域市町村圏事務組合消防本部(以下、消防本部)のInstagramアカウントは、『餅の食べ方』について、注意を呼び掛けしました。
- 出典
- paretiny
時折、介護士や看護師が患者を暴行したといった事件がテレビのニュースなどで取り上げられることがあります。
そんな時、私たち視聴者が知ることができるのは「暴力を振るった」という事実のみです。しかし、事件が起こる背景には多くの人に伝わらないつらい現実があるかもしれません。
看護師のぱれちに(paretiny)さんは、医療や介護の現場で医療従事者が追い詰められていく過程を描いた創作漫画をInstagramに投稿。反響を呼んでいます。
『医療従事者が患者に暴力を振るった事件について』
介護の仕事にやりがいを感じていた1人の男性。
しかし、患者からの暴力や人手不足、労働に見合わない給料、不規則な勤務形態による健康悪化などさまざまな悩みから、落ち着いて仕事をする余裕を奪われてしまいます。
そして徐々に追い詰められ、ついにそのストレスを患者にぶつけてしまったのです。
暴力はもちろんいけないことですが、人間は完璧な存在ではありません。
メンタルの健康を保てない状況が続くと、理性の糸が切れてしまうことだってあり得るでしょう。
ネット上では、医療従事者からのつらい声が多数寄せられていました。
・徘徊する患者が転んで家族に「訴える!」と怒鳴られたことがあります。看護師でいることが怖くなりました。寝ずに見守っていたのに。
・私も悩み考えながら働いています。やりがいを感じてる人がどうかこれ以上辞めないでほしい。
・共感しかありません。新人が入ると「やっと人が増えた」と嬉しく思うのと同時に、この仕事についてこれるかメンタルが心配になります。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、医療現場のひっ迫が毎日報道されています。
医療従事者の奮闘を美談に終わらせるのでなく、深刻な現状に目を向け、考えを巡らせていかなければならないでしょう。
[文・構成/grape編集部]