grape [グレイプ] lifestyle

暖房はつけっぱなしのほうが『電気代』は安い? 窓開け換気中はどうする?

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Tweet LINE コメント

暖房はつけっぱなしのほうが『電気代』は安い? 窓開け換気中はどうする?

※写真はイメージ

窓を開けるなら、エアコンの暖房を切って!

荒げた声が上がったのは、テレワークで家にいることが多くなったAさん宅。

Aさんは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、寒い冬場でも換気のために窓を開けていました。

しかし、妻からは「窓を開けるなら、エアコンの暖房を切って」と、叱られてしまったようです。

妻は換気をしながら暖房を使うと、電気代が上がってしまうと考えたのでしょう。

「短時間ならつけっぱなしのほうが電気代は安いはずだ!」と考えていたAさんは、叱られたことに納得がいきません。

あわや夫婦ゲンカ勃発!というところで、冷静になったAさんが調べてみると…争いにピリオドを打つ、事実が判明したのでした。

暖房はつけっぱなしのほうが電気代は安い? 冬の換気中はこまめに消すべき?

Aさんが調べたのは、大手空調メーカー『ダイキン』が「「冬に窓開け換気をする場合、エアコンの運転はどうしたらいい?」という疑問をテーマにした実験。

その実験は、実生活空間を想定して、マンションのリビングを使い『窓開け換気に合わせて、暖房をこまめに消した場合とつけっぱなしでは、どちらが消費電力量が少ないのか』を調査しているものです。

結論からいうと、実験の結果はこのようなものでした。

こまめに電源を消すよりも、つけっぱなしで窓開け換気をしたほうが電気代は安い!

※写真はイメージ

条件にもよりますが、どうやらAさんの考えのほうが正しかったようです。

それでは細かく条件などを見ていきましょう。

30分に1回、窓開け換気をするなら暖房はつけっぱなしに

今回の実験は、冬の7時~23時の間に30分に1回、5分間の窓開け換気を行うという条件で実施。

窓開け換気を行う時間に、エアコンの暖房をこまめに消すのと、つけっぱなしにするのとで消費電力に違いがでるかの調査が行われました

設定温度は20度、風量は『自動』にするなどの条件で暖房を使った場合の消費電力がこちらです。

このグラフでは灰色の線が『小まめにスイッチのオン・オフをした時の消費電力』、青い線が『エアコンをつけっぱなしにした時の消費電力』を表しています。

つけっぱなしの青い線のほうが、消費電力が少ないことが分かります

逆にこまめに電源をオン・オフすると、急激に消費電力が上がっていることが分かるでしょう。これはエアコンが、基本的に運転を開始した直後の室内温度と、設定温度の差が大きい時に電力を多く消費するから。

この現象は、よく自転車のこぎ出しに例えられます。自転車のペダルがこぎ始めだけ重く、徐々に軽くなっていくのと同じ状態なのです。

当たり前ではありますが、基本的にエアコンをつけっぱなしにしたほうが室内温度も快適。

電気料金を1kwhあたり27円で計算した場合、こまめに電源を切る時とつけっぱなしにした時では、1日の電気代に14.5円も差が出ました!

なんと、1か月分の電気代として考えると400円以上もお得!

室内の温度も快適で、電気代も下がるなら、窓開け換気の時はつけっぱなしにしたほうがいいでしょう。

暖房をつけっぱなしにするなら湿度も調整 乾燥対策にも

窓開け換気中も暖房をつけっぱなしにしたほうが、電気代が安いことが分かったAさん。

ふと加湿器についても気になりました。

換気しているのに、湿度って重要なのかな?

そこで湿度について調べてみると、その重要性が分かりました。

加湿をすることで体感温度が変わる

冬は気温が低いため、室内よりも室外のほうが空気中の水分量は少なくなります。そのため、暖房をかけている室内に外気が入ると、多くの場合で湿度は低下するそうです。

そこで『ダイキン』は、冬の窓開け換気の時に加湿をする場合としない場合で、どちらが快適に過ごせるかを実験。

先ほどと同じ、冬の7時~23時の間に30分に1回、5分間の窓開け換気を行う状態で、加湿空気清浄機で加湿した時としない時の室内の湿度を調査しました

この時、エアコンの暖房はつけっぱなしで、加湿空気清浄機は対面側の向かい合う位置に設置されています。

すると、加湿をした時は平均して部屋の湿度が40%に保たれていたのに対し、加湿をしない時は30%程度と低かったのです。

湿度は40~60%にすると快適に過ごせるといわれています。逆に低すぎると、インフルエンザウイルスなどが活発になってしまうのだとか。

また、加湿をしながら暖房を使用することで、体感的に暖かく感じられるそうです。そのため、設定温度を通常よりも下げることが可能なので、省エネにもなります。

結論

・窓開け換気を行う時でも、暖房はつけっぱなしのほうが電気代は安い。

・窓開け換気を行っていても、乾燥対策を!加湿器を使うことで、目安となる湿度40%をおおむね保つことができて快適に過ごせる。

寒い中でも、定期的に換気を行わなければいけないコロナ禍の現在。

窓開け換気中も、暖房はつけっぱなしにして、加湿器を利用すると省エネかつ快適に過ごせますよ。

※エアコンや家の条件によっては、結果が異なることがあります。


[文・構成/grape編集部]

出典
ダイキン工業

Share Tweet LINE コメント

page
top