「食費を減らしたい!」 買いものの後に『あること』をすれば…?
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家計の中でも、特に食費がなかなか安定せず、困っている人はいませんか。
Aさんは、無駄な食材は買わずに節約しているつもりでも、毎月食費のやりくりに苦戦していました。
しかし、買い物後にあることをするようになってから、月にかかる食費が5千円以上減り、家計が安定するようになったそうです。
Aさんはどんな工夫をしたのでしょうか。
野菜を長持ちさせるために、ひと工夫
食費を見直すことにしたAさん。ある日、食材の消費状態をチェックしてみると、無駄なものは買っていないつもりでも、いつの間にか食材が傷んでおり、破棄してしまうことが何度もあったそうです。
特に葉物野菜は傷みやすいので、買ってすぐに食べきることもできず、実は無駄な買い物をしていたことに気付きました。
しかし、ひと工夫するだけで野菜は長持ちします。
Aさんの場合は、買ってきた野菜をそのまま野菜室に入れません。
例えば、キャベツや白菜などの葉物は芯を切り抜き、乾燥しないようにキッチンペーパーや新聞紙にくるんで保管するなどして、鮮度を長持ちさせた結果、破棄することがなくなったそうです。
手間に感じるかもしれませんが、もちろん利点はあります。ほかには大根やニンジンは、先に刻んで冷凍保存しておくと、調理時にそのまま使えるので、調理の時短にもなったのだとか!
もちろん、種類によって適した保存方法は異なるため、それぞれの野菜に合った最適な形を選んでくださいね。
せっかく買った食材をおいしくいただくためには、ひと工夫を忘れず保存することが大切です。
お財布の中身を整理する
赤字家計に苦しんでいた頃のAさんは、買い物後の財布の中身がゴチャゴチャしていました。
レシートが何枚も挟まっており、財布の中に何円入っているかも把握していませんでした。食費にいくら使っているのかもあやふやで、使いすぎているのかどうかすら把握できていませんでした。
そこで、買い物後は必ずレシートを財布から出すことを習慣にしました。
レシートを入れる箱を作り、家に帰ってきたら必ずそこに入れて保管し、月末にいくら使ったのか整理するようにします。
だいたい3か月間の食費を計算したところ、月に3万円使っていることが分かったので、月初めには財布に3万円を入れて、それ以上使わないように買い物しているそうです。
財布の中身を整理することで、お金を取り出しやすくなるだけでなく、中身の把握もきちんとできるようになり、レシートの管理もしやすくなった結果、食費の削減につながったそうです。
傷みやすい物や、賞味期限が近い物を分かりやすく保管する
野菜のほかにも、賞味期限を切らしてしまい破棄することが多かったAさん。買い物後、冷蔵庫に食材を入れる際に気を付けていることがあります。
意外とカビが生えやすいチーズや、酸化しやすい味噌など、冷凍が可能な食材はできるだけ冷凍保存するようにしています。
ヨーグルトや賞味期限が近い乳製品などは、冷蔵庫の一番目につく手前に置いておき、毎日存在を確認し、期限内に食べるように意識しているそうです。
赤字に悩んでいた頃は、とにかく冷蔵庫内がゴチャゴチャしていて、どこに何が入っているか分からない状態だったといいます。
食材を買ってきたら、とりあえずどんどん手前に置いていたため、消費期限の短いものが奥に置かれてしまい、把握できなかったのです。
きちんと冷蔵庫内を整理し、何がどこに入っているか、自分や家族が把握できるようにした結果、破棄することがなくなりました。
食費は家族構成や地域によって変動するかと思いますが、Aさんのように『食品ロス』をなくすことを意識すると、多少なりとも効果があるしれません。
「買った食材はお金そのもの」と思って、きちんと管理ができるようになれば、食費削減も頑張れそうですね!
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※記事中の写真はすべてイメージ
[文/AIPON 構成/grape編集部]