差別に遭遇した男性 叫びたくなるほど『後悔』したのは… 「これが同調圧力の怖さ」
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- 出典
- @rinri_y
僧侶の近藤丸(@rinri_y)さんは『同調圧力』をテーマに漫画を描き、Twitterに投稿しました。
職場や学校などの集団内で、少数意見を持つ人に対し、多数意見に合わせるよう暗黙のうちにプレッシャーをかけ、強制することを『同調圧力』といいます。
アメリカで行われたという心理学の実験の話を聞いた近藤さん。
その内容を聞き、学生時代の自分の失敗を思い出したといいます。
『同調圧力』
「錯視の実験をする」といわれて集められた10人の学生が、長さの違う2本の鉛筆のどちらが長いと思うかを答える心理実験。
長いのは明らかにAであるのに、9人の学生がBと答えると、最後の1人もBと答えてしまうという結果でした。
近藤さんはこの話を聞いて、学生時代に起こった状況と同じだと感じたそうです。
アルバイトをしていたバーで、外国人に対し、1人の客が明らかな差別発言をしましたが、近藤さんはその客を追い出すことができませんでした。
その結果、外国人の客が店から出ていくしかない形になってしまったといいます。
「僕がすべきだったのは、あの場でもっとも弱い立場に立たされた外国から来た人を守ることだった」と近藤さんは後悔の想いをつづっていました。
作品を読んだ人たちからは、さまざまなコメントが寄せられています。
・同調圧力があると、物事をよい方向に変えられない。心ある人が、安心して物をいえる環境は大事だと思います。
・すごく考えさせられます。私たちに必要なのは主体性なのかも知れない。
・同調圧力って怖い。逆のことをいうってすごく負荷がかかります。それでも声を上げられる人は英雄です。
声が大きいほうの意見に押されて、自分の意見がいえなくなるというのは、日常のあらゆる場面で起こることかもしれません。
しかし、差別行為や理不尽な状況に遭遇した時に黙ったままだと、こうした状況を許してしまっているのと同じになってしまいます。
簡単ではないですが、声を上げられる勇気を持ちたいものですね。
[文・構成/grape編集部]